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博麗霊夢の一日 二日目
94
:
名前が無い程度の能力
:2013/06/12(水) 05:26:36 ID:NC5AZcmk0
12:45
「おいおい霊夢、なんかやってるぜ」
「これは面白いタイミングで来ちゃったようね」
普段居眠りしていることの多い門番は中庭で忙しく立ち働いており、
開け放たれた正門はほったらかされている。
中庭の様子は、落ちついたたたずまいの普段の面影もないほどすっかり変わり
いたることろから黒煙がたちのぼっているではないか。
内働きのメイド妖精たちもほぼ総出で、中庭を所狭しと行き来しては
焼けた物を運んだり後始末をしたりと大変そうだ。
珍しいこともあるものね。フランドールでも暴れたのかな。
「まったくあの子には手を焼くわ…」
霊夢と魔理沙の到来を察して、館の主自らがこっちにやってきてさっそく愚痴をもらす。
なんのことはない、本当にフランドールが大暴れたらしい。
「突然か。困った妹様だな」
「まあね。でもたまにはあの子の思い通りにさせてやることも必要なのかもしれないわ」
「私はいいことだと思うけどな。でもまさか庭じゅうでやっちゃうとはぶったまげるわね
これじゃ紅魔館の住人総出でも全然片付かないでしょ。私も手伝うわよ。魔理沙もいいわね」
「よしきた」
さて。というわけで私たちも参加することになった。
『庭で大バーベキュー大会をしたい』と大暴れしたフランドールのおかげで
紅魔館の森閑たるムードの庭園は一変豪勢な大バーベキュー会場と化し
あちこちに設けられた炭火のグリルから肉の脂が滴ってはあがる黒煙が
もうもうとたちこめている。
私たちはその中でも中央にしつらえられた特大のバーベキュー・ピットにむかう。
この騒ぎの首謀者であるフランドールが目を輝かせて肉を見守っている。
まず肉が凄い。トン単位で塊で買ってある。
で、主が肉を切る。やたら切る。反抗気味な悪魔の妹もこのときばかりは姉を尊敬。
普段、図書館からも出て来ないらしい少女がレミィクールとか言ってる。
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