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博麗霊夢の一日 二日目
69
:
名前が無い程度の能力
:2013/05/18(土) 06:03:36 ID:yuo6ViWI0
11:07
激しく泣きながら、私は一気にどんぶりをかきこみ終えた
これが姫様の手料理の実力だとしたら、月の民はやはり侮れない種族だと改めて実感する
ただ長生きしているだけではないのだと、納得も得心もさせられてしまう
涙を拭い、空のどんぶりを戻し終えた私の目の前では、優美なブラウスの袖で口を覆いながら、
輝夜がクスクスと笑っている
「とても美味しかったわ、ごちそうさま」
私がお礼を言うと、輝夜は尋ねて来た
「そんなにお腹が空いていたの、あなた、毎日ちゃんと食べているわよね?」
私はうなずく、いくらなんでもそこまで窮したりはしていない
でも、肝心の料理の腕では私は輝夜に遠く及ばない………
傷が癒えたら、少しは料理を勉強し直そうとこの時誓った
永琳に貰った貼り薬と飲み薬を携えて、改めてお礼を告げてから永遠亭を出る
これ以上煩わさないために、イナバたちによる護衛は辞退させて貰った
ゆっくりと飛んでいる間、骨折の傷がまだ少しばかり痛んだが、もう耐えられないほどではない
薬師は折れた骨を継いで固定し膏薬で湿布し、さらに麻酔という外界の痛み止めまで打ってくれたのだ
ズキズキする痛みがしばらくするとウソみたいに和らいでいった、医学の面でも月は卓越している
神社にたどり着くと、私は昼間から夜着に着替えて布団に潜り込んだ
「念のため三日間は安静にしていなさい、そうすれば十日後にはかなり治るから」
が医者の指示である、彼女はさらに付け加えた
「もちろん弾幕ごっこは絶対禁止 この状態じゃごっこ遊びやシャレにならないわよ」
我ながらうかつな事をしたものだと反省する内に、私は深い眠りへと落ちていった
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