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博麗霊夢の一日 二日目

1名前が無い程度の能力:2012/12/24(月) 01:02:19 ID:isGPS3jc0
前スレ
博麗霊夢の一日 ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/41116/1293435305/


6:00
起床。最近めっきりと冷え込んできた。
もう少しだけ布団の中にいたいという気持ちを振り払い、もぞもぞと這い出す。

232名前が無い程度の能力:2014/05/03(土) 20:51:07 ID:3AhmtONM0
21:00
ここで記述は終わっている。


大変だ!霊夢になにかあったんだ
すぐたすけにいくのぜ

233名前が無い程度の能力:2014/05/03(土) 21:25:24 ID:U5cu4jowO
21:10
あらあら、と笑いながら紫が現れた。
「少し季節の境界をいじったら…花見は終わってしまったみたいね」
まったく余計な事をして!…
おや?魔理沙が血相を変えて飛んできた。
紫、あんたどう始末つける気なの?

234名前が無い程度の能力:2014/05/06(火) 13:58:50 ID:XPl0wUZE0
21:20
幽香と春妖精がコンビを組んで異変じゃないかと、その辺の妖怪や妖精を締め上げていたが
紫に事情・・・という事情は無いが説明され呆れた表情になる。リリー・ホワイトはこの世の終わりのような顔をしていた。

魔理沙「・・・事情は分かった・・・。花見をどうしてくれるんだ!」

235名前が無い程度の能力:2014/05/07(水) 01:29:47 ID:4PiN5.G60
21:22

あらあら、ちょっと悪戯しただけなのにこの剣幕ったら。
でもちょっとやり過ぎたみたいね、しかも霊夢は調子を崩しているようだし…
「確かに、私がやり過ぎちゃったのは謝るわ。」
「謝って済む話じゃ無いだろう、こっちは花見を台無しにされた挙げ句
 他の妖怪達とかを逆に疑ったんだよ!それに霊夢だって!」
「あらあらぁ、ねえ紫、花見ができなくなったのぉ?」
「その声は幽々子かしら?」
「うふふ、お生憎様。で、この状況はどういうことなのかしらぁ?」

236名前が無い程度の能力:2014/05/07(水) 01:39:59 ID:dOonQOKE0
21:30
すやぁ…

霊夢はだるそうだったが、とうとうねてしまった。
みんながいる前でねちゃうといたずらされてもしらないぜ

237名前が無い程度の能力:2014/05/09(金) 23:09:17 ID:RFC5vKfU0
21:35
……。
宴会で酔いつぶれた時に射命丸の奴が撮った写真や阿求が描いた私の寝顔は酷いのに、霊夢は可愛い寝顔しやがって。
落書きでもしてやろうか、それとも下着でも脱がせておいてそのままで飛んで……

幽々子「人間その気になれば何でも出来るわ。桜だって咲かせて・・・そうだ、白玉楼の咲かない桜を咲かせて見せましょうか」
紫「・・・それはやめた方がいいと思うわ」
魔理沙「そうだよな、桜は春に咲くからいいんだよな」
幽々子「そう・・・まぁそうよね。でも真夏の雪原や季節外れの風景も悪くは無いわよ、たまに見るのなら」
紫「たまにしか見れないものがよく見られるようになる・・・それはおかしな事なのよ」

・・・何か白けたな。霊夢にいたずらするのはまたの機会にして私は帰ろう。
人里の連中には異変はこの霧雨魔理沙が解決したから心配するなと触れ回っておくからな、紫。

238名前が無い程度の能力:2014/05/10(土) 01:04:52 ID:Y84pYtU60
22:00
ふがっ…!!

ちょっと誰よ、私の鼻の穴にこんなもの詰めたのは!!
…って、私寝てたのかしら

けっこうたくさん居たと思ったのに、みんな帰ったのかな
こんなもの詰めるヒマがあったら
なにか掛けてくれたらいいのにどいつもこいつも薄情ね
あーまだ夜は冷えるわ

239名前が無い程度の能力:2014/05/16(金) 21:13:25 ID:i2ykoz4c0
22:05
何も食べてないけど寝る事にしましょう。作るの億劫だし。

ちゃぶ台を見るとひまわりの種と新聞の切れっぱしが置いてあった。
「軽めで元気が出るわよ。お腹に何か入れておきなさい」

変な所で気が利くわね…。幽香は木の上で寝てるから布団なんか掛けないのか
あれ?でもあいつがレミリアの家みたいな所で変な寝巻き着てた事があったような・・・
まぁいいか。これ食べて早く寝よう。

240名前が無い程度の能力:2014/06/11(水) 22:38:54 ID:d3tFG5FEO
05:03
雨音で目が覚めた。
もう春を通り越して梅雨みたいね。
空気がじめついていてなんか気持ちわるい…あえて朝風呂は止めて水を浴びるだけにした。
しかし食欲もわかないわね。
梅雨、としたら青梅だ。
梅酒と梅干し用に里へ買いに行こうかな?

241名前が無い程度の能力:2014/06/12(木) 06:19:04 ID:ynxVQbXQ0
06:20
おや?賽銭箱にまとまったお金があると思ったら
銭の山そっくりのきのこが生えてるじゃない
昨日はなかった気がするけど…

食べられるかどうか、こんど魔理沙にきいてみるか。

242名前が無い程度の能力:2014/06/12(木) 21:45:05 ID:OLkRXs4cO
06:30
キノコを生やしておくのもなんなので賽銭箱から取り出してよけておく。
雨が少し止んだみたいね。
軽く境内の掃除を済ませたら里へ買い出しにでも行こうかな。

243名前が無い程度の能力:2014/07/04(金) 00:42:05 ID:DpVXJMN20
06:40

折角なのでキノコは鑑定してもらうことに
風呂敷で包んで背負い、傘を開くと歩いて人里へ向うことにした
雨はまだ降っており、霧がちだ

244名前が無い程度の能力:2014/07/08(火) 04:13:57 ID:7znAIF760
06:50
霧雨(魔理沙ではない)のせいか
傘をさしても吹き込んでくる細かい水滴で体も風呂敷もいつしかしっとりと濡れてしまった。
なんか風呂敷がぱんぱんにふくらんでるような気がするが、気のせいだろう。

245名前が無い程度の能力:2014/07/18(金) 02:33:19 ID:yD9QZhio0
7:00

黙々と雨の道を歩く
カサを増した風呂敷はズシリと背中に圧し掛かり、もう投げ捨てたくなってきた
なんでこんなものを背負っているのだろう

そこに霧雨を楽しむ魔理沙が現れる
挨拶がてらに、そっと銭型キノコについて探りを入れる
するとそれは「かねのなるきのこ」と呼ばれ非常にレアなものだそうだ
ただし、モドキもあるので注意が必要らしい

私は、どうしてそんなことを訊くのか尋ねる魔理沙をあしらうと、人里へ歩を早めた
悪く思わないで欲しいものね、魔理沙。これも商売よ

246名前が無い程度の能力:2015/01/14(水) 03:23:52 ID:XeuEt0Fo0
07:02
しばらく歩いたが、どうにも重い。
降ろして調べてみると異常に増殖していた。
魔理沙は本物かにせものかどうかは、今はわからないという。
荷物は香霖堂に預けて魔理沙と朝食に行く。

今の時間に開いているのは、喫茶店ぐらいしかない。
モーニングセットを食べて魔理沙とお喋りしていたら
8時半を過ぎていた。

香霖堂に戻ると茸の増殖は止まり、黄金色に輝いていた茸は
赤銅色に変化していた。

魔理沙「どうやらニセモノらしいな雨に当たらなくなったから増殖が
止まったんだろう。何ならあたしが引き取ってやろうか?」

霊夢「そうね、持って帰るのも面倒だからお願いするわ」



*ここで、ゆっくりの音声も聞けます。

ttp://www2.age2.tv/rd2/src/age10649.mp3.html

247名前が無い程度の能力:2015/01/16(金) 22:25:43 ID:dNkfkBswO
7:17
魔理沙と別れて神社へ飛んだ。
あのキノコ、実は本物だったかも知れない。でもいいや。
神社へ戻ったら湿った服を脱いで風呂場に飛び込んだ。
湯船の中で体をもみほぐしていると気分は上場になる。格子窓から雨音を聴いていたら
「霊夢、大変!」
と三月精のルナが駆け込んできた。サニー達が危険な目にあっているという。
いたずらでないことを理解した私はうなづくと濡れたまま袖を通し、リボンと最低限の装備で小雨の中に飛び出す。
向かう先は神社の裏の森、本来は誰も行けない場所だ。

248名前が無い程度の能力:2015/01/18(日) 09:37:03 ID:rcUKoByQO
7:21
案の定、結界の注連縄が切れていた。
いたずらで切ったのか、自然にそうなったのか…
「れ、霊夢さん…」
入り口にはスターがへたりこんでいた。
「あとはまかせなさい。貴女たちは神社に戻って」
手を引くとふらふら立ち上がる。
ぐっしょり濡れていた二人に帰ったら着替えるように言ってから私は森の境界に足を踏み入れた。
「霊夢、平気なの?」
ルナの心配そうな声。
私をじーっ、とみて顔を赤らめている…あっ!私のこの格好か?

「安心なさい、すぐ片づけるから」
まったくだ。こんな姿見せられない。さっさと終わらせる覚悟で、地を蹴った。樹の間をぬって、低空に飛ぶ。
湿った空気の中、素肌にひりひり感じる何か。
現場は、近いわ。

249名前が無い程度の能力:2015/01/19(月) 13:49:08 ID:RjO843NQO
7:26
博麗神社の裏の森には石造りの小さな祠がある。
そこの管理は私に任されていて年に数回、掃除に入るが、くわしい事は分からない。
紫の話では結界に関するものらしいが…。
私が掃除以外に森に入ることがある。外来者を送り返すときだ。
ただし、祠より奥には私は行けない。向こうには何があるのか…。
森のなかは枝葉が密になっていて地面まで雨は落ちてこない。ぱらぱら葉に当たる音を聞きながら、意識を集中させる。
気が張ってるのか湯上がりの身体に寒気は感じない。ただ濡れたままは少し嫌かも?
と、風に乗って甘い匂いがしてきた。
私の勘がたしかなら相手はだいたい予想がついた。
すこし早足で進む。
サニーミルクはどこにいるかしら?

250名前が無い程度の能力:2015/01/22(木) 20:39:11 ID:prPHxPecO
7:32
苔むした地面を踏みしめ、倒木を飛び越える。
やはり、相手は奥の祠にいるようだ。
祠の手前にはきれいな清水が湧いた泉がある。
いつもならそこで身を清めて…夏場なんか水浴びするけどね!
ただ今日は違う。
甘ったるい、駄菓子のような匂いが強くなる。
私は足を停めて眼をこらした。
…いた!
赤い大きな花びらが見える。
ヨウセイイバラ…魔界の植物と聞く。境界であるこの森に時々やってくるのだ。
妖怪でないこいつには護符が通じない。
両手で頬を叩いた。

体力勝負を前に気合いを入れなきゃ!

251名前が無い程度の能力:2015/01/24(土) 10:50:05 ID:B177fwGcO
7:35
まったく化け物ね…。
祠のすぐ横に奴は根を張っていた。
血のように赤い花びらはまるで唇のよう。
醜悪なそれは私の背丈より高い。
さらに凶悪なのは根本から四方に延びたツルだけど、これに触れない限りは危険はない。
危険?トゲだらけのツルにからみとられて、あの花の中に飲み込まれてしまう。
もっとも人間はエサにはならないらしいが…。
だけど、香りで誘われ、酔ったようになった妖精は溶かされてしまう、私はサニーを探す…あ、いた!
祠の手間、地べたに這われたツルの間に倒れている。
「れ、霊夢…」
くしゃくしゃになった顔にほっ、とする。
「動かないで、今ゆくわ」
イバラのツルから出る、粘りのある液で動きが取れないみたい。
私は泉に身を浸し慎重に近づいた。

252名前が無い程度の能力:2015/01/26(月) 22:38:39 ID:sFUfcz9IO
7:40
体が少し強ばった。
水は思ったより冷たいわね。
腰の深さから一気に身を沈めた。
抜き手を切って進む。
いくつかのツルを潜って頭を上げた。
トゲだらけのツルに囲まれ。サニーが震えている。
きゅうりくらいの太さのそれは、私にとっても手強い相手だ。
立ち上がると袖から護符を引き抜く。
濡れてぐしゃぐしゃの苻も私の霊気で再びぴん、となった。
こいつには霊苻は効かない。でも…
「はっ!」
気合いもろとも私は腕を振るう。
中指と人差し指の間に挟んだ護符はカミソリの固さで目の前のツルを切り落とした。
さらに腕を振るうと青臭い臭いがたちこめる。
「さあ、もう平気よ」
千切れた足元のツルを蹴っ飛ばし、私はサニーを抱き上げた。

253名前が無い程度の能力:2015/01/29(木) 16:46:37 ID:bJfwbSDoO
7:42
いたずら妖精の体はヨウセイイバラのトリモチで固められていた。
蜘蛛の糸の様に獲物をからめとるのだ。
繊細な羽を傷付けないように気を使い、指先で外してゆく。
「あんた運がいいわよ、ツルに触れてたら今ごろあいつの腹の中だから」
「ごめんなさい霊夢、ごめんなさい…」
仕方ないわね…涙目のサニーを見たら叱る気になれなかった。甘いな自分。
それより、今は時間との勝負だ。
根気のいる手作業を続けるなか、雨がまたぱらついてきた。
額に汗を浮かべながら、濡れた体がじわじわと冷えてゆく。
私自身体力の消耗を感じているのだ。

254名前が無い程度の能力:2015/01/30(金) 16:11:33 ID:oLbNwImYO
8:05
「羽、動かしてみて。ゆっくりよ?」
「うん」
濡れそぼってしまってすぐには飛べないが、痛みは無いようだ。
私は深く息を吐いた。
ようやくサニーの一部を自由に出来た。
「悪いけど、もう時間がないわ」
私はねばついたサニーの服を裂いてかかる。
たちまち白い肌着一枚になったのを、そっと引き離す。
「歩ける?」
「だ、大丈夫…」
しかし小さな足がふらつくのをみて
「いいわ、さあ来なさい」
抱き抱えることにする。
「霊夢、ありがとう…」
湿った布地ごしに伝わる暖かさが私を安心させてくれた。

それが油断を生んでしまった。
私は立ち上がり相手に背を向ける。その時
「!」
突然、左足首を掴まれた。
まだ生きているツルに気づいていなかったのだ。

255名前が無い程度の能力:2015/01/31(土) 15:16:02 ID:WMtej2lQO
8:08
不覚!
幸い足先は革のブーツを履いていてトゲで傷付く心配はなかったが、固く締め上げられ、ちょっとやそっとでは外れそうにない。
足を引かれて、サニーを抱いたまま前のめりに倒れた。
くっ!…
水辺のぬかるんだ地面を片手と片ひざでなんとか支えた。
振り向くとツルがぴん、と張られ左足は宙に浮いている。
ぐっ、と耐える。
化け物花は大きな花弁を唇のようにすぼめていた。
私はとっさに身を屈める、と同時に顔に何かが飛んできた。
びちゃっ!
ぶつかったこぶし大のそれは、獲物の動きを止める粘液の弾だった。
びちゃっ!びちゃっ!
顔に、肩に、背中に、腰に、体のありとあらゆる所にねばついた液が降り注いだ。
まるで水飴を塗りたくられたような感触…どろりとした透明の液は空気に触れるとピンク色に変わり固まってゆく。
それが自由をうばう。
巨人の手に柔らかく掴まれたようだ。
すでに私は体をよじることすらできなかった。
全身にじわじわと粘液の重みがのしかかる。
ぬかるみの中にひざや手がめり込んでいった…


256掲示板の凍結準備に入ります。詳細は板トップに。:2015/02/03(火) 23:46:35 ID:NwfiJU22O
8:20
「サニー、動ける?」
「う、うん」
両の肩からふくらはぎまで、生暖かい餅をどっさり載せられたような重み。
関節がきしむ。
ヨウセイイバラの粘液が外気に触れて固まり始めると、私の体は締め付けられてゆく。
自由の効かない体を奮い立たせ、汚れた顔を起こし、両手をふんばった。
わずかなスキマができると
「さあ、早く私の下から出なさい」
「で、でも」
「私は平気よ、さあ!」
胸の下からはい出した肌着姿のサニーは、私を見て悲鳴をあげそうだった。
すでに四方から伸びたツルが私の二の腕やふとももにからみついていたのだ。


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