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博麗霊夢の一日 二日目
178
:
名前が無い程度の能力
:2013/09/27(金) 22:43:36 ID:BqWAGWxgO
13:04
さて、お客も増えて宴座は大いに盛り上がった!
お酒に料理に会話、新年早々最高の滑りだしね。
慧音は庄屋さんや商家の若旦那衆の席にあいさつしてまわっている。
日頃、寺子屋の支援へのお礼だろう。しかし相手は恐縮してしまってる様子で、
「先生!勘弁してください!」
「なに遠慮するな」
と元教え子らしい若旦那さんがお酌に悲鳴をあげる。
一方、妹紅は妖怪退治人連中に囲まれ、何やら話こんでいる。
妹紅の善意による妖怪退治は彼らからも一目置かれている様だ。しかし、当の妹紅は困ったような笑顔で酒杯を口に含んでいる。
「妹紅さんが来てくれたからもうお前さん達はいらないよ?」
庄屋さんが退治人連中をからかうと、皆どっと笑う。
「いや…そんなことは」
そう目線を落とす妹紅の顔が紅いのはお酒だけでは無さそうだ。
と、妹紅の眼が光り、一瞬で顔つきが変わる。
(何かが来た)
そう無言で皆を制し、指を口に当てると一同は静まりかえる。
退治人連中も身構えた。
庄屋さんが青ざめ、若旦那が息をのみ、小鈴は私の袖をつかんだ。
しかし、私は分かっていた。
閉まった障子の向こうに見えたシルエット。
帽子に日傘、そして小さな翼。かたわらには頭二つぶん高いおさげ髪の少女。
「ご宴会たけなわのところ、失礼いたしますわ…」
そう口上をのべ、障子を開いた紅魔館の当主とメイドの姿に一同は凍りついた。
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