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博麗霊夢の一日 二日目

1527月30日 6:00-18:00 したらば掲示板利用不可です。詳細は板トップのお知らせへ。:2013/07/23(火) 13:22:00 ID:2lGCHczk0
18:26
宴は続いていた
しかし、この神様たちは本当に豪快だ
だが、どちらの神様も遠い昔の敗者同士なのだ
外の世界の歴史は良くは知らないけれども、慧音に言わせればそうなのだという
「太古の日本で最大級の勢力でありながら、敗れて出雲の地を追われたのが神奈子様、
おなじく大自然をその源としながら、神奈子様に敗れ、人間たちの畏怖と信仰が喪われるにつれて、
いつしか力を喪っていった諏訪子様」
寺子屋教師はかって説明してくれた
しかし、今の二柱にはそんな過去の陰りなど微塵もない
幻想郷に来て良かったと言われた時には、正直嬉しかった
今はそれぞれの神通力も蘇りつつあるという
気が付けば私はすっかりと酔って居た、久しぶりの酔い心地だ
「はーい、みなさん出来ましたよぅ」
ウドンの鍋を抱えて、早苗が台所から戻って来た

早苗の郷里、信州という外界の地に伝わる「お煮掛け」という具沢山のウドンだ
野菜を中心に肉や油揚げなどの具をふんだんに入れたおつゆに、
小さな籠に入れたウドンを投じてそれぞれが煮る、その茹で加減はお好み次第
ウドンを器に持ったら、そこに具と汁と薬味をかけてアツアツをいただく
はじめてだったけれど、美味しいものだった
回復の為にも少しづつ通常食に切り替えるよう、永琳からも指導されている
現人神の早苗を含めて3柱の神々との宴と会食かぁ
久しぶりの満腹感に私はため息をついた
「霊夢さん、もっと食べましょうよ、食べないと治りませんよう」
早苗が笑いながら言った


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