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博麗霊夢の一日 二日目
142
:
名前が無い程度の能力
:2013/07/03(水) 14:53:21 ID:XPKrJ3NIO
09:30
軽口をたたいたあと、永琳はうってかわった真面目な顔になり、いろいろ質問をぶつけてきた(物は見えるか、何か耳鳴りしないか等々)。
治療に必要なことだろうか?私も隠すことなく答えた。
「ご協力ありがとう、満身創痍なのにね」と、笑っていたら紫が入ってきた。
入れ違いに永琳が退室する。
「話があるの」
紫は枕元のイスに腰かけた。
しばらく休んでもらう、と言う。
「今がそうじゃない?」
「いいえ…退院後、しばらく休暇をとってもらうわ、博麗から離れて」
期間は?…私の自由で良いという。
「今回の事で考えたの…貴女は巫女としてもう、申し分ないと思う。ただ人間として…これからの事を考えたら博麗以外の生活を貴女自身で知ってもらいたいと思う」
たしかに私は巫女以外の事は知らない。
ぜいたくではないけど、博麗でいるおかげで生活や物に困ったことはなかった。
「もう子供ではないわね…もちろん、貴女の気持ちを優先するわ」
異変はどうするの?
「今の幻想郷で異変を解決できるメンバーはかなりいるわ。もちろんいろんな思惑があるだろうけれど…でも皆、博麗の重要さを理解してるし、ないがしろにする、という心配はまずないわね」
…もし、私が神社に戻らなかったら?
「まず貴女の意思を確めて…」
“新しい巫女”を探すわけか…
「もう用済みかと思ったわ」
「…冗談でもそんな言い方はやめて、霊夢。でも…そう思われる私もいけないのね…」
ごめんごめん!…そんな泣きそうな顔しないで…
私は謝りながら
「正直興味はあるけど不安だわ」
「そうね…まあちょっと人里に泊まってくる、程度に軽く考えて欲しいわ…じゃ、またね」
それから紫がスキマに消えたあと、しばらく考えていた。
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