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博麗霊夢の一日 二日目

140名前が無い程度の能力:2013/06/30(日) 05:19:05 ID:wS96Ky2.0
06:48(5日後)
どこかから聞こえてくる、遠い呼びかけで私はなんとか意識を取り戻した
閻魔様やその部下に会って、思い切りどやしつけられたような気もするが良く覚えていない

あの戦いで私は全ての霊力を発揮し、最後は御札を使い果たして覚醒暴走ルーミアと肉弾の激突戦を繰り広げたという
土壇場で応援に駆けつけてくれた魔理沙や紫たちのおかげで、私は覚悟の道連れ自爆を免れたらしいけれど、
発見された時には、身体はもうボロボロだったという、ごっこではない本物の弾幕戦だった
四肢は千切れかけ、あちこち焼け焦げ、お腹は裂けて内蔵が飛び出し、辛うじて女の子の生命の顔などは奇麗だったという
私ってこんなに真面目だったかなぁ………戦いの痛みや恐怖の記憶もほとんどない
ほんといろいろと覚えていないのだけれど、今の私は永遠亭の特別病室で包帯巻かれたミイラ状態
あちこちに点滴を繋がれ、ギプスで固定されたりしてベッドの上で身動きさえ出来ないでいる
骨折で1ヶ月どころじゃない、永遠亭、そして幻想郷の医学や魔術の粋をこらして、
永琳たちは瀕死の私を再生してくれたそうだ、有り難い、これでいずれお酒がまた飲める
そしてルーミアも同様の状態らしい
彼女は紫が創った新たなリボンを結ばれ隣の部屋で治療中だという
「彼女、ものすごく落ち込んでいるわよ、動けるようになったら慰めてあげなさい」
診断に来た永琳が言った
もちろん私は彼女に恨みなどない、それどころか良くやったとさえ思う
【妖怪は人間を襲い、人間は妖怪を倒す】
それは幻想郷の不変の掟なのだから


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