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博麗霊夢の一日 二日目

119名前が無い程度の能力:2013/06/19(水) 04:38:16 ID:ZI78vQrk0
12:02
「ふう一段落、これであとは弱火でじっくりと煮込むだけ」
台所から早苗がやってきた、どうやらシチューの仕込みが終わったらしい
「あら、妖夢さん、わざわざこんな寂れた場所までようこそ」
「あ、早苗さん、おじゃまします」
早苗ぇ・・・寂れただけ余計だよ、でも反論がぐぎぎぎ〜っ

「そうそう、せっかくだから、食事の前に皆で温泉に浸かってさっぱりしましょう、
シチューもその方が美味しいでしょうし、霊夢さんもぐっすり休めますから」
「さっき自分で言ったじゃない、二柱からの指示で、私はまだ入浴禁止だって」
「大丈夫ですよぉ、足湯とか半身浴とか禁忌を回避する方法はあります
私が霊夢さんを拭って清めて差し上げたりも出来ます
だってあんなに汗ぐっしょりでしたから、霊夢さんも巫女としてお辛いでしょうし、
毎日の斎戒、沐浴や水垢離で身も心も清めることは、私たちの勤めですから」
確かにさっぱりした方が気持ちよく身体を休められる、ここは早苗の好意に甘えるか
私が有り難く受け入れると、早苗はにっこりと頷いて言った
「良かったですわ、本当にものすごい寝汗でしたからね」

ガタンッ!と音がした
「ね、寝、寝汗・・・・・・!」
妖夢が凍り付いていた、可愛い顔が引きつっている、刀の鞘をどこかにぶつけたらしい
私は「も」の意味を一瞬で理解した・・・妖夢よ、巫女にだって武士の情けぐらいある、
乙女の恥を同性として気遣う事も出来る、たとえ日頃鬼巫女と呼ばれようとも、だ
まさか彼女がねえ・・・幻想郷屈指の剣士さえ、体質や生理現象には勝てないようだ
ホントみかけによらないものだわ、次のごっこでは前口上のネタに使えそう(←鬼)


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