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識符「東方シリーズ元ネタスレッド」  4発目

90名前が無い程度の能力:2011/06/17(金) 21:23:32 ID:Xk1jd9nU0
> 蛙神と蛇神は男女性を象徴する神として崇拝された。諏訪大社の蛙とミシャグチ神事の藁でつくった蛇は
> 1対のものとして崇拝された。蛙を蛇の餌食にしたというものではなさそうである。

> 男性原理である蛇(男根)は死を象徴し、女性原理である蛙は再生の象徴である。
> 天照大神にはスサノヲノミコトが大神の死と再生の儀礼に関与する。スサノヲは天上から地上に追放される。
> 地上は天上から見ると冥界に当たるが、ここで八岐大蛇を殺すことによってそのエネルギーを大神に移し、
> 大神の再生は完結する。

> 祭神が蛙(大ガマ)で大蛇を殺すことによって神が再生する神事がある。
> 備前国児島郡日比の八幡神の祭神は大ガマであるという。この社の前面の海中にある大槌島に大蛇が棲み、
> ガマを呑み込もうとして海を隔てて相争った。かねて弓の達者な神官が強弓を射て大蛇を倒しこれを祭ったという。
> その蛇の鱗と称するものが今に八幡社にあるという(中山太郎『日本民俗学辞典』名著普及会,1980<1941〉年,480頁)。
> 中山はこの出典を大正7年(1918)7月26日付の『岡山新報』とする。この八幡社には大蛇と大ガマが祭られ、
> 主神は大ガマで、大蛇は毎年の祭りで矢で射られたと考えられる。諏訪大社の元旦の蛙狩之神事では、
> 毎年2匹の蛙が小矢で刺されて殺され、先住の山の神がその活力を取り入れて再生する。
> ミシャグチ神事で土穴の中に大祝(おおほふり)と藁の蛇が入るが、こちらは蛇が殺されることはない。
> 蛙が蛇の餌にされることもない(中村貞里『日本動物民俗誌』海鳴社,1987年,132-3頁)。


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