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【お題で嫁を】お題で簡単にSSを作ってみようか【自慢するスレ】

60>>58:2009/08/15(土) 20:48:28 ID:/z2EbQFc0
「ほーれ、我らがこうして現れるだけでこの騒ぎ、信仰とはかくもあろうぞ?、霊夢。」
「ま、ちょっと、場違いな信仰もあるんだけどね―。」
「?!」
諏訪子が照れて言うその先には
「諏訪子様−!!是非とも我が村にお越しを−!!」
「諏訪子様可愛いよ諏訪子様−!!」
「ケロちゃんこと幻想郷一の女神様だー!」
と叫ぶ村の若い衆が。

「あーあ、なんか諏訪子って凄い人気なんだね。」
「ま、容姿が容姿だからの、無理もないわ。
 (しかし、何故我にはそのような声援がないのじゃ?)」
「・・・神奈子様、諏訪子様に嫉妬するのは良くありませんよ?」
「な、な、なんじゃ!!、我はそのようなことで・・・」
「顔に出てるわよ、か・お・に!!」
「へー、じゃあ神奈子、あの人達のところに行って来れば?もしかしたら
 1人位は神奈子の事を考えている人がいるかもよー?」
「う、う、うるさいぞ諏訪子!!」
「あははははは!!」
「ぷっ・・・ふふふふふ!!」
「か、か、かなこさ・・・ぷぷぷぷ」
「ふ、ふん!!」

こうして夏祭りは進んでいった。
途中神奈子と諏訪子の豊穣の舞が社殿で開かれたときには、
人々(一部人間ではないものを除く)の熱気は最高潮と化し、
社殿前では神々から振る舞われた酒と料理に人々は舌鼓を打ち
お祭りは進んでいった。

そしてお祭りも終盤にかかる頃、霊夢と早苗は社殿からのお勤めから
開放され、人が引き始めた屋台通りを歩いていた。

「あたしもあんまりこういう屋台の通りって歩いたことないんだよね。」
「そうですか?私が外の世界にいたときは、夏になるとこのような屋台が
 良く並んでいて、お祭りの日がいつも楽しみでした・・・でも・・・」
「・・・早苗?」
「私が風祝となってから、実際には神奈子様と諏訪子様のお側に居なければ
 いけなかったので、いつも屋台は見るだけでした。」
「ふーん。」
「でも1度だけ、お祖母ちゃんがちょっとだけ屋台を見てきてもいいよと
 言ってくれたことがあるんです。その時もこんな風に、もう終わりかけの
 屋台でしたけど、1つだけやっていた店があって・・・」
「どういうお店だったの?」
「それは、とてもきらきらした・・・」


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