したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

【お題で嫁を】お題で簡単にSSを作ってみようか【自慢するスレ】

257名前が無い程度の能力:2012/02/16(木) 01:03:32 ID:EMd8e7p60
お題『明晰夢』

霊夢は人間の里でばったり阿求と会った。
お呼ばれして夕飯をご馳走になる事に。
阿求「これから作りますのでしばらく休んでいてください」
霊夢「手伝おうか?」
阿求「いいえ、あまり手のかかるものではないので30分もあれば
できますから」

今日も結構歩いたせいか、けっこう疲れた。
ちょっと横になろう・・・・・・・・・

魔理沙「おい霊夢、キノコがこんなに採れたぞ。
一緒に食わないか?」
霊夢(あれ?阿求の家では?・・・ははあ、これが明晰夢ね)

魔理沙「ほらほらどんどん食べてくれ、マッシュルームエスカルゴ
クリームソースだ」
魔理沙「舞茸とあさりのケチャップ煮だ」
魔理沙「どんことどんこの味噌仕立てだ」
霊夢(変なメニューばかりね。いいわ、どうせ夢だからどんどん
食べちゃいましょう)

霊夢と魔理沙は腹一杯きのこ料理を食べた。

霊夢「もうお腹一杯よ。これ以上食べられないわ、うふふふふ」
霊夢(あれ?何か可笑しい)
魔理沙「ありゃ?悪い悪い笑い茸が入ってたようだぜ」
霊夢(冗談じゃないわよ。変な夢ね)「うふふふふふふー」

「・・・むさん」
阿求「霊夢さん、ご飯が出来ましたよ。楽しい夢でも見てたんですか?」
霊夢「あっごめんなさい、ついうとうとと・・・お夕飯はきのこじゃ
ないわよね?」
阿求「いいえ、蟹と玉子の雑炊ですよ」

二人は楽しく夕飯を食べた。

霊夢は帰宅した。


それから数十年・・・霊夢は平凡ながらも充実した人生を
送ってきた。佳い男性とめぐり合って結婚もし、子も孫もできた。
そしていよいよ臨終の床・・・

「霊夢、霊夢〜およよよよ」
(紫ね、色々お世話になったわ)

「私より先に行くなんて悲しいぜ」
(魔理沙ね、もうあの頃の人間で生きてるのはあなただけに
なってしまったわね)

「おばあちゃん、おばあちゃん・・・」
(孫たちの声がする、心残りだけど仕方ないわね・・・
意識が薄らいでいく、思い返せばいい人生だったわ・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)







「・・・むさん」
阿求「霊夢さん、ご飯が出来ましたよ。悲しい夢でも見てたんですか?」


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板