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【お題で嫁を】お題で簡単にSSを作ってみようか【自慢するスレ】
148
:
名前が無い程度の能力
:2010/02/08(月) 07:22:22 ID:IZw7YRGAO
「西のとある国には象という巨大な生き物がいるらしいわ」
レミリアは書籍の一部分を指しながらノーリッジの娘に言った
「へぇ…それは何かしら?」
「この本に曰く、長い鼻を持つ、アネッタイイキに住む巨大な生き物だと書いてあるわ」
「アネッタイイキ?」
「図書館ではアネッタイイキわからなかったわ」
「では、そのアネッタイイキという土地に摩訶不思議な生き物がいるわけね」
「私、そのアネッタイイキという場所に行きたいわ!その摩訶不思議な生き物を見てみたい!」
「なら咲夜にでも探す様に命じてみたら?」
よく分からぬ物に興味をすぐ持ち、すぐ飽きてしまうレミリアにとって、部下にそれをやらせる姿はよくある光景であった
「レミィ。貴女、少しは興味を持った事に集中する事を覚えなさいな。一々任せっきりでは咲夜も疲れてしまうわよ」
「そうね。パチェの言う通りだわ。今回の事はしっかりやってみようかしら」
その日からというもの、普段は退屈しのぎに図書館を訪れるくらいだったレミリアが、図書館にこもり、かじりつく様に書籍を読み漁り始めた
そして見つかった事をパチュリーに報告して自室に戻るのだが、普段とは違う館主に周りが驚きを隠せなかった
飽きっぽいお嬢様があそこまで熱心にするなんて珍しい
とは、司書の言葉だが、それだけ大きな変化であった
最初こそつっけんどんに返していたパチュリーも、いつしか象に関する本を読み漁り、友人とその姿を思い描くまでになっていた
「アネッタイイキでもインドという国では神様らしいわ」
「何かしらの神威的象徴なわけね」
「そうみたい。でもなんで神様として扱われているかはわからなかったわ」
「そこまで出来たら上出来よレミィ。うちに象に関する資料がそんなにあるわけじゃないんだから」
「最後には手伝ってくれて、ありがとう」
「いいえ、こういうのも中々楽しいわ」
「また明日来るわ。次こそ決定的なものを見つけてやるわ」
「そうね。また、おやすみなさい」
レミリアが図書館を出ると、パチュリーは成長している友人の姿に笑みを浮かべ、そして友人が変わる姿を見て喜ぶ自分もまた変化している事に、静かに笑った
一方その頃、
「アネッタイイキとは…ど…どこ…」
その言葉と共に、咲夜は見知らぬ野原に伏した
咲夜の行方は、誰も知らない
なんかgdgdだけど仕方ないね
お題:お笑い
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