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くるしゅた ◆sorryLoV.U
332
:
今度こそ名無しだけは助ける
:2017/06/15(木) 14:09:07
秋田県仙北市の山中で5月末、女性が血を流して死亡しているのが発見された。遺体の状況からクマに襲われたとみられるが、クマよけ用の鈴を付けていたにもかかわらず被害に遭った。昨年は関東や関西地方の住宅地にもクマが出没しているが、惨劇を回避するにはどうすればいいのか。
国道から30メートルほど入った山林で見つかった秋田県の女性(61)の遺体には頭部や腕、肩など上半身を中心に引っかかれたような傷が複数残されていた。女性はクマよけ用の鈴を2個付けており、鳴らしながら山に入っていたという。
仙北市と地元住民で作る協議会は例年、市内の山林で1000円の入山料を徴収しタケノコ採りを許可していた。市の担当者は「今年も1日から山林を解放する予定だったが、逆に山に入らないよう呼びかけることになった」と話す。
本州と四国の一部に生息するツキノワグマは、オスで最大1・5メートル、体重は60〜100キロ程度。走るスピードは時速50キロに達し、鋭いツメで垂直の壁もよじ登る。
出没地域は東北だけにとどまらない。5月には強盗致傷容疑の男らが栃木県内の山中に逃げ込んだところクマに遭遇、追跡中の警察と挟み撃ちになり逮捕された。昨年5月には、神奈川県相模原市の国道沿いのラーメン店のドアにクマが体当たりする騒動も。兵庫県でも昨年、集落にクマが近づくケースが増え、狩猟禁止を解除した。
野生動物の生態・行動に詳しい元近畿大教授で宇部市ときわ動物園園長の宮下実氏は、クマによる事故が続発する理由を「里山が失われたため」だと指摘する。「昔は、農家が管理する里山がクマの住む山と、人間の住む街との『緩衝地帯』の役割を果たしていたが、現在はタケノコなどクマの好物を残したまま放置されている。タケノコ採りに出かけた人が事故に遭うのは、かつての里山がほとんどだろう」
駆除にあたるハンターの高齢化や減少も問題だという。宮下氏は「クマは、鉄砲の音や火薬、ワナに使われる鉄のにおいなど自然にないものに敏感で恐れを抱く。こうしたものに触れる機会が減ったことで、人間とクマが遭遇する機会が増えているのかもしれない」と話す。
宮下氏は、事故を避けるにはクマの生息地に立ち入らないことが一番だというが、「山菜採りなどを行う場合は、クマよけの鈴の音が常に鳴るように腕に取り付けるなど、自分の存在をクマに知らせ続けることだ」とアドバイスする。
鈴やラジオの音を恐れない「新世代クマ」が登場しているとの見方もある。秋田県自然保護課は「クマは学習能力が高いので、人間が持っているリュックサックの食べ物を食べるなどしたことで、鈴の音を聞いて逆に人間に近づくクマも例外的にいるようだ。一度人間を襲ったクマはまた襲うとも言われているので、過去に被害があった地域は要注意だ」としている。
昨年事故が起きたのもまさにいまの季節。注意しすぎても損はない。
2017.6.15 11:48 産経新聞
ttp://www.sankei.com/smp/affairs/news/170615/afr1706150004-s1.html
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