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すいかが食べたい小説
38
:
売り瓜
◆cblont0SFs
:2008/03/14(金) 00:25:35 ID:ww1Hw3OM0
「んー」
顎に指をあて、何やら考え事をしている薫に、瓜太は重い口を開く。
「も、森だよ。久々に散歩でもしようかなーなんて思ってさ、ちょっとだけ入ってみただけだよ」
薫はしばらくして、軽く鼻を鳴らすと、首を横に振りながら「やれやれ」とつぶやいた。
「んもー、困ったちゃんね、瓜太は。あれほど森には入るなと言ってたのに♪」
口調は軽く、そして軽々と鞘を振り回すと、先端部分を垂直に地面に落とした。
ストン、と、高い音がすると同時に、漆黒の鞘の先端が見る見る赤くなっていく。
先端に触れている地面のアスファルトが、ドロドロに溶け始めた。
「赤の炎、よ。瓜太ちゃん」
そう言うと、鞘は一層赤くなり、鞘だけでなくその周りの空気もよどみ始めた。
瓜太はため息をつく。
「さーて、お片づけね♪」
一気に鞘の先端から炎が噴き出した。
あたり一帯の地面がへこむように溶ける。
薫は鞘の先端を液体の残骸にかざすと、一言。
「ファイアー・ボール!」
ボゥッン!と豪快な音を立て、青い液体もろとも、地面を焼き焦がした。
メラメラとアスファルトに火がつく。
「お片づけしゅーりょーっと」
「その火はどうするんだよ。全然お片づけになってねーぞ」
「ん?いいよいいよ、自然に消えるから」
またも軽い口調で言うと、高温になった鞘を左手でひと撫でする。
すると、高温らしき赤い部分が、少しずつ黒に戻っていく。
完全にもとに戻ると、瓜太のほうを向き、一言。
「さ、帰るぞ。瓜太ちゃん♪」
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