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】伯爵婦人のミルクホール【

979ver:2004/12/05(日) 16:59
プーピーの希望としては、伯爵家の守護につくというがまずあったと思います。
次に彼が望んでいたのは、そちらの方に生まれ変わりまた生活する事。
そして、何れは俺の所にやってきたい、と彼は言っていました。
彼はとても俺の事が好きだった様なのです。
そちらに行って色々と働いてきて疲れるとだっこをよくせがんでました。
夢うつつの時に、少年のような声で「にいちゃん」ってよく呼ばれた気がします。
プーピー?、と聞くと、彼がそっと懐に滑り込んできたりしたものです。

ここに来た猫や犬たちは、様々な経緯でやってきています。
俺が外出した時についてきたのもいますし、ネット越しに発見して飛んできたのもいる。
多くはお空に帰るべき時期を過ぎてしまった子達が多いのです。
現世に未練があったり、あるいは一度行く機会があったのを逃してしまったり、と、
色々あるようですが。
彼等との交流の時間は主に布団の中であったりします。
前も書いたかもしれませんが、彼等は霊体があるが故にそのままでは直接触る事は難しい。
ふわふわとした暖かい弾力がある感触は僅かながらしますが、触っているという感じでは無い。
しかし、布団や毛布のような比較的柔らかい素材に身を溶け込ませる事で、多少は「実体化」する事が出来るのです。
受ける印象は様々で、やや固いとか弾力があるとかだけの場合もありますが、彼等が元気になると暖かくなり、感触もはっきりしてきます。
やわらない毛の感触や髭の感触、時にはざらざらした舌が舐めているのが感じられる時もある。そうなるとだっこもちゃんと出来ます。布団越しですけどね。
身体の形もはっきり出ます。それについては誰でも見えるでしょう。
実は猫がうずくまったような形に、布団が凹んでいるのも珍しい事ではありません。
犬等については身体が固いので背骨が触れる時もあります。前足のあたりの筋肉なども。
そういう時に撫でてやると、手の下で嬉しがって身がふるえているのがわかります。
意志疎通の方法は色々ですが、抱きかかえて話をしてやると、うん、とか、違うとか、
小さな声が聞こえているような感じになります。
気のせいかどうかの確認には、彼等にもう一度聞きなおして別の事を頼んでみる。
それでいいなら、身体をよじってごらん、とか。
何度か確かめた上で、お話の中でも確認をおり混ぜながらお話していくのです。

続きはまた(笑




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