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】伯爵婦人のミルクホール【

813どら:2004/09/07(火) 04:09
このシルビアとやら、イタリア人の女性ではありえないくらいおしとやかで可愛らしい性格の方ザマスの。もちろん外見もとっても可愛らしいのに、なかなか素敵な殿方が見つからずとても悩んでらっしゃる気の毒な方ザマス。
日本人のワタクシから見ればとても賢明で奥ゆかしい女性なのザマスが、そんなこっちゃ義姉のような典型的イタリア女に食い殺される、という残酷なイタリア社会の公式が、この二人をみるとまざまざと見えてくるのザマスわ。
ワタクシこの地にやって来て間もないとき、義姉からパブに行こうと誘われましたの。夜義姉とシルビアが迎えに来まして車に乗り込むと義姉が張り切った声で「じゃ、今からシルビアの彼氏が浮気してるかどうかを確かめにいくわよ〜!しゅっぱ〜つ!」と叫ぶザマス。
ワタクシ「パブに行くんじゃありませんの?」と尋ねますと「行くわよ。でも駐車場に潜んで偵察するだけなの。見つかったら大変だものっ!」と義姉。深刻な顔のシルビアと、その当時彼氏だった義姉の現夫から携帯に電話がかかってきて「はい!こちらOO(自分の名前)名探偵ですっ!キャハハハ!」とはしゃぐ限りなく30歳に近づく義姉を見て、私はイタリア人の幼稚さにぶったまげておりましてよ。(ええ、これは義姉だけ特別ばかなわけではありませんの。一応義姉の名誉のため。)
ワタクシその時初めてシルビアとお会いしたのザマスけど、その夜車の中で潜んでおりますと、ええ、その彼がブロンド女性とパブから出てくるのを目撃しましたの。あの時の義姉の、まるでスポーツの実況中継のような興奮みなぎった説明と、それを聞いて車の中ですすり泣きするシルビアの間で、ワタクシ本当〜に生きた心地がしませんざましたわ。いづらいのなんのザマスの。
ワタクシその夜、あまりにもお気の毒なシルビアに、ワタクシの好物いちごつぶつぶポッキーをプレゼントしましたの。さすがに彼女の幸せを祈らずにはいられませんざましたわ、、、。




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