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【抱腹】ワンだ日記【絶倒】
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一歩進むごとに周囲のおねえちゃん達にぺこぺこと頭を下げつつ、
這いつくばるようにしながら自分の席に辿り着く。
こんなに沢山の若い人間が一堂に会する場面に立ち会う機会なんぞ、
準過疎地に住んでいる私にはまずもって滅多にない。
もしここでほんのちょびっとでもいいからエキスを吸い取らせて
もらえば、その量たるや想像を絶する膨大なものとなるであろう。
ワンだ家一族郎党が今後10年間毎朝健康の為に摂取するに
充分な量だ。
盆と正月には少し贅沢をして多めに摂ったとしても尚余りある。
私は背負っていたリュックからストローとガラス容器を取り出した。
こんな時の為にとご先祖がお抱えマイスターにこしらえさせた
特製10股ストローである。
これならば1度に10人からエキスを吸い上げる事ができるのだ。
肺活量には自信がある。
薄暗い会場で1人ほくそ笑みながら前列のおねえさん達の首筋に
突き刺そうとしたその瞬間、会場のライトがぱーーっと一斉に輝き、
この日を待ちに待っていた観客、推定およそ多分恐らく約32146人が、
きゃーーーーーーーー!!と叫んだ。
私も叫ぼうとしたが、残念ながら高齢化により声帯がかなり縮んでおり、
ひゃあぁぁ。。。。。とかすれた様な声しか出ない。
黄色い声と共に全員が立ち上がる。
もちろん私もどっこいしょっと立ち上がった。
MCの間は座っていいという噂を聞いていたが、それでもかなりの
長時間に渡り立ちっぱなしである。
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