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【抱腹】ワンだ日記【絶倒】

775ワンだ:2003/05/29(木) 00:14
久々に青空が広がる日の事。(さーて1行半ですむ話の始まりだ。)
Cさんが約1ヵ月の予定で入院したと聞きつけ、お見舞いがてらある病院を
訪問した時の事である。
病室を訪ねると、私の突然の訪問にその人は驚き、そしてにっこりと微笑んだ。
  「お忙しいのにわざわざこんなとこまで来てもらってね〜。」
この仕事をやっていて良かったなと感じる瞬間である。
「笑顔」と「ありがとう」という言葉は私の栄養分になっている。

面会後看護婦さんを呼び止めてCさんの入院から現在までの経過を
聞くつもりだったのだが、患者さんの状態に関しては先生に直接
聞いてくれとなかなか譲らない。たしかにそれも一理ある。

「今日は先生にお会いするつもりで伺ったのではありませんし、先生も
お忙しいと思いますので。。。。」
前回死ぬほど待たされた上にイヤミを言われた暗い思い出が胸に
蘇った事もあり、すすっ  すすっ  と秒速1メートルで後ずさりを
しながら丁寧にお断りしていたが、向こうが1枚上手であった。
根負けしてロビーで待つ。
介護保険サービス事業所を持たない医療機関にとって、我々は
単なるお邪魔虫なのだ。それはこちらも充分に承知している。
それゆえもうこれ以上小さくなれないと思うくらい身を縮め、息を
ひそめてこっそりひっそりとロビーの片隅で待たねばならない。

「患者さんの皆様、私如き吹けば飛ぶよなつまらない者が、皆様方と
同じくロビーの一角を占める事をどうかお許し下さいませ。」
なるべく皆様方がお吸いになる酸素量を損ねたり、汚らわしい
二酸化炭素を発生しないよう肺呼吸からエラ呼吸へと切り替える。
こうすると1分間の呼吸数と消費する酸素量は格段に減少する。




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