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【抱腹】ワンだ日記【絶倒】
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悪代官「ふん、また気の利いた事をしおって。どこまでも抜け目のない男じゃ。
どれ、ひとつその隣の部屋におる水菓子から味をみるとするかの。
無論、とびきり新鮮なものであろうの?」
越前屋「もちろん、極上の物でありますれば、必ずやお代官様のお口に合う
かと存じますよ。」
悪代官「ふぉっふぉっふぉっふぉっ。」
越前屋「くっくっくっく。」
悪人は何故だか低音でゆっくりと喋る。
かん高い声で早口の悪人はまだ出てきた試しがない。
しかし悪事はいつか必ず白日の下に晒されるのである。
悪代官達が悦に入って寛いでいると、どこからともなく声が聞こえてくる。
しかもエコー付き。将軍様はマイマイク持参である。
そしてケネディー大統領の命を奪ったとされる銃弾も真っ青になるくらいに、
全く有り得ない角度で飛んで来る1本の扇が、悪代官の持っていたお猪口を
床に叩き落す。抜群のコントロール。
こんな変化球を投げ続けていたら、肩や手首に相当な負担がかかると
思われる
吉宗が姿を現しても最初はそれが誰だか分らない。
上様の御前で畏れ多くて顔をじ〜っと見た事がないからかもしれないが、
1人くらいは物覚えのいい悪人がいても良さそうなものである。
「吉川儀左衛門。その方、世の顔を見忘れたか!」
そう聞かれてやっと将軍様の顔がフラッシュバックする。
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