したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

【抱腹】ワンだ日記【絶倒】

614ワンだ:2003/03/09(日) 01:05
昔むかしその昔、あるところにフトモモ王国とデカジリ帝国という2つの国が、
日々微妙に変化する国境をはさみ、熾烈な戦いを繰り広げておりました。
そしてそれは燎原の火のごとき拡がりを見せ、平和だった近隣諸国をも
巻き込んだ為、フトモモ王国とデカジリ帝国はもちろんの事、この二大勢力を
支持する各国もまた、その地は荒廃を極め、人心までも恐怖と絶望感が蝕んで
いったのです。
この長い戦いが最悪の結末を迎えるかに思われたある日。。。。

フトモモ王「デカジリ皇帝よ、そなたは既に起伏に富んだ見事な領土を
  持っているにもかかわらず、まだ欲しいと言われるのか。」

デカジリ皇帝「フトモモ王よ、重力の法則をご存じないとみえるの。
  年月と共に我が領土が下方へ広がるのは自明の論理じゃてな。」

フ王「なんという勝手な解釈をなさる方なのじゃ。
  たしかに以前はそなたがあれほど誇っておられた、美しい稜線を持つ
  あの2つの山も、今ではぼた山同然。あまりにも欲をかかれるからじゃ。
  くっくっく。」

デ皇「たわけた事を申されるでないぞ。口をお慎みなされ。
  欲深いのはそなたの方であろう。森林を境に双子の様に相似形の飛び地を
  持っておられるくせに尚これ以上望むとは、もし神がこの事をお尻になったら。
  クワバラクワバラ」

フ王「そこは『お知りに』であろう?それともダジャレか?
  随分と寒いが、それも皇帝お抱えの魔術師R殿の影響かの?
  だとすればR殿も評判ほどではないと見える。ふっふっふ。」

デ皇「なんだと?小作人あがり風情がR殿を中傷するなどと生意気なっ。」




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板