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青森県の行政・公務員について語るスレ

14シェフ○泉の長時間クッキングショウ:2003/11/18(火) 11:51 ID:2Ub5frV.
政府の巨額累積債務をどうする?−歴史からの教訓−
http://www2u.biglobe.ne.jp/~shimin/saimu.htm
日本の政府と政府が債務保証をする借金は700兆円(GDP500兆円の140%)を超え、特殊法人などの官製法人が抱える借金も含めれば1000兆円をはるかに超える巨額の債務が累積されている。にも拘わらず政府は毎年30〜40兆円の新規の借金を殖やしつづけている。このつけは間違いなく増税などの形で国民に廻ってくるだろう。郵便貯金や簡保・年金の積立金は多くの部分が国家の債務に化けているので巨額債務が返済不能と判れば国民の財産を大幅に毀損することになる。賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶというが日本の政府と国民は歴史からも経験からも学ぼうとせず破局への道を盲進しているようだ。
高橋是清の警告にも拘わらず、公債発行は終戦時まで続き、政府は累積債務の増大を阻止することができなかった。戦前の日本はこうして破局への道を歩み、欧州大戦後の多数の実例が示すように、ハイパーインフレーションの洗礼を受けた。戦後のハイパーインフレのお蔭でGNPの約2倍に達した累積債務(1519億円)は元利を含めて償却出来たが、国債と円の価値は1/100に暴落して、国民の蓄えは霧散し、国民はインフレの苦しみを味わうことになった。
残念なことに今日の米国は「大きな政府」への道を歩みはじめたため、財政と経常収支は双子の赤字となり、債権国から債務国に転落した。海外への投資収益もマイナスに転じ、ドル安傾向は阻止できず、パックス・アメリカーナは変質して終焉に向かいつつある。
日本政府も米国同様、「小さな政府」を維持し、高い経済成長率を誇っていたが、政官業癒着による公共投資、官製ビジネスの肥大化で社会主義国家に勝るとも劣らない「大きな政府」を志向するようになって経済効率を著しく低下させた。GDPの7割を効率の悪い官製事業が占めるようになり、既得権による公的資金、税金の無駄遣いで、政府を借金漬けにしてしまったのだ。
長期不況に苦しむ地方経済を救済できず、少子高齢化で縮小をつづける国内経済だけに囚われ、あの手この手の増税策で国家の債務を帳消しにしようとする方策は最低の愚策であり、巨額累積債務の償却は不可能だ。


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