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無職ラジオ6
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もう恥で暴露するが、
俺は実は病気に怯えていた時があった。自分がガンや大きな病気になることに恐怖していた時があった。
俺自身、長期のニーと生活で運動不足も重なり脂肪肝があって、肝機能数値が高かった。
そのために体調も悪くし、精神的にも調子を崩した。血液検査をやれば常に異常数値が出ていた。
俺はその検査結果にいつもふさぎこんでいた。俺なんてどうせ病気なんだ、どうせ俺なんて健康じゃないんだ、と
もうだめなんだ と毎日悩んだ事があった。それを後押しするかのように医者も「〜病気ですね。安静していなければならない」と病人として扱ってきた。
病院を変えてもそんなふさぎこんだ調子で病院に行くからますます様態は悪くなり、
医者はここぞとばかりに俺にいろいろな病名をつけてきた。
「血圧が高いから大事にしなければならない、休みなさい」「薬を飲みなさい」
「精神も弱ってる。この薬を飲みなさい」といろいろ言われてきた。合計９箇所の病院で
付けられた病名は５つの病名。
でも、身体的にも精神的にも疲れきった俺を見たある病院の６０歳過ぎのベテラン医師は、俺にこんな事を言った。
＜医者の立場で言うならば、医学書にこのようにのっているために、あなたは病気なのかもしれない、
でも医者の立場ではなく一人の人間としてハッキリ言わせてもらいます。あなたは病気なんかじゃない。
いちど生活態度を見直して運動したらどうですか、脂肪肝や内臓脂肪がそれだけついてれば、
体調も悪くて精神的にも暗くなりますよ。運動して、仕事して、もっと健康的な
生活を送りたいとか思わないんですか？私ならそうします。私なら懸命になって、
自分の体も心も鍛えますよ」と
俺はこの言葉を聞いて変わった。
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