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別れる者と異世界の小さな旅

1レオン:2006/09/21(木) 16:49:23 ID:X3oxlF8g
別れる者と 第一章 異世界の小さな旅
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
人間と魔物が共存する世界とは違う、魔物も魔法も無い平和な世界。
ここにも、四人の少年と一人の少女がいた。
少年の名前は、レオン、ルーキング、デストロイヤー、スララー、少女の名前は、ルルといった。
この五人は、育成というゲームがあるHPの常連だった。
その五人も、平和に暮らしていた。
だが、ある日…。
午後七時三十分に五人がほぼ同じタイミングで育成というゲームを始めた。
だが、その瞬間、五人はパソコンの中にすいこまれてしまった!
少しの間、全員気絶していたが、五人の内のレオンが目を覚ました。

2レオン:2006/09/21(木) 16:49:54 ID:X3oxlF8g
「つぅ!・・・どこだここは?どうしてこんな所に?」
自分は野原で寝ていたらしい
(そういうば・・・確か育成ゲームを初めた瞬間パソコンが輝いて・・・。)
気が付くと自分の他に数人が倒れて気絶している。
「・・・誰だろう?この人達?・・・でもなんか知ってるような気がする。起こしてみるか。」
レオンは立ち上がり一人の男―ルーキングの隣に膝をつけると揺さ振り起こした。

3レオン:2006/09/21(木) 16:50:33 ID:X3oxlF8g
「ん・・・いってぇ・・・」
目を開けると広大な野原が見え自分の周りに数人が倒れている。
そして自分の前には一人の男が立っていた。
(なんだったんだあのパソコンの光は・・・)
ルーキングはレオンに話しかかった。
「あんたはこの世界の人なのか?なにが起きたんだ?」
そうするとレオンはルーキングに話しかけた。

4レオン:2006/09/21(木) 16:51:04 ID:X3oxlF8g
「ぅー…おはよ…て、ここはどこなんだろ?パソコンの光も何か…。」
と、ルルが言ったとき、他にもスララーとデストロイヤーが倒れていた事と、レオンとルーキングが起きている事に気がついた。
ルルは、レオンとルーキングに話しかけた。
「ここはどこなの?あと、貴方は誰?」

5レオン:2006/09/21(木) 16:51:56 ID:X3oxlF8g
第六話 皆と
――――――――――――――――――
「まずは他の二人を先に起こして話そう。」
そう言いレオン達は残りの二人―スララーとデストロイヤーを起こした。

二人を起こしレオンはが言った。
「俺達どうしてここに居るんだ?」
「私は育成ゲームをした瞬間パソコンが輝いたの。」
「俺も。」
「俺も同じ。」
「僕も同じだ。」
「・・・という事はあの光が俺たちをこの世界に導いたのか?」
そうレオンが言うが、
「分からない。でもまずはどこかで調べましょう。」
そうルルが言う。
「あ!あそこに町があるぞ!」
そうルーキングが指差す所に町があった。
「じゃあ。まずあの町を目指そうぜ。」
「そうだね。そうだ僕はスララー。」
「私はルル。」
「俺はデストロイヤー。」
「俺はルーキング。」
「レオンだ。・・・!待てよなんか知ってると思ったら掲示板の仲間だ!」
そうレオンが言うと皆は確かにっと顔を見合った。
「そうか。だから知ってるような気がしたんだ!。」
ルルがそう言う。
「まあここで立ち話しするのもなんだし。あそこにある町を目指そうぜ。」
そうルーキングが言う。
「それじゃあ行こう。」
そうレオンが言い皆が頷き坂を下りて行った。
町を目指して。

6レオン:2006/09/21(木) 16:52:31 ID:X3oxlF8g
「思ったよりとうくにあるなぁ。疲れてきたよ・・・」      スララーが言う。スララーはあんまり運動などがとくいではない。

7レオン:2006/09/21(木) 16:53:05 ID:X3oxlF8g
歩きながら、レオンはあることを思い出していた。
―そういえば。
確かこんな感じの小説を創ろうと提案したことがあった。
 常連がいたこと。午後七時三十分ごろ。
 あまりにもそっくりだ・・・。
 まぁ、そんなことはないか。大丈夫だ。
そんなことを考えていると、いつのまにか町の手前についていた。

8レオン:2006/09/21(木) 16:53:37 ID:X3oxlF8g
第七話 初めての夜
――――――――――
町に入り五人は宿を探すことにした。
「!そういえばお金は?」
ルルが言うと皆はしまったっとゆう感じな顔をした。
「ん?なんか入ってる?」
そう言いレオンはポケットに手を突っ込ませると中に入っていた物を取り出した。
「あれ?何でお金が沢山あるの?」
そうスララーが言う。
「!そうだ皆ポケットの中に何かあるか探してみてくれ。」
そうレオンが言い皆がポケットから取り出したものはレオンの予想どうり沢山のお金だった。
「何で俺たちのポケットにも?」
そうデストロイヤーが言う。
「もしかしてあの光がくれたのか?」
「もしかしたらな。」
ルーキングの問いにレオンは返した。
「じゃあまず宿の中に入ってからだな。」
そうレオンが言い中に入った。

夜八時程になり皆はレオンの部屋に集った。
「なあ。前に掲示板で小説の話なかったか?」
「確かにそんな話が。」
「だよね。」
そう言うが、
「でも内容ってパソコンに引きずり混まれてって話ししかしてないよね?」
ルルが言い皆は確かにっと思う。
「・・・だったらフレイムとリオンはどうなるんだろう。」
「わかんないけど今は帰る方法を考えないと。」
「そうだな。」
皆が話す中レオンが言った。
「・・・皆いきなりだが俺達旅に出ないか?」
レオンが言うと皆は驚いた。
「ええ!!旅に?・・・どうして?」
スララーが言うとレオンが言った。
「どうしてかって?簡単だろ?今俺達には金がある。それでもしかしたら魔物ももしかしたら居るかもしれない。」
「それで?」
レオンは続けて言った。
「次に今俺達が持っている金は宿で聞くと家が五家建てれるほどだそれで武器や食料を買って情報とかをいろいろな町で聞く。」
「それで俺達が帰れる方法を見つける。ってかんじだな?」
レオンはデストロイヤ−に向って頷く。
「そういうことだ。明日旅のしたくをして旅立つこんな感じだ。皆それでいいか?」
そうレオンが聞くと皆が頷く。
「じゃあ明日朝八時の食事で集合だ。じゃあそろそろ寝るか。お休み。」
「おう!お休み。」
「お休みー」
「お休み。」
「お休みなさい。」
そう皆がいい部屋に帰って言った。

9レオン:2006/09/21(木) 16:54:36 ID:X3oxlF8g
夜、ある場所で――――
誰か四人が話している。
「…また来たか。」
赤髪の男がそう言う。
「でも、今回は上手く行きそうにないな。」
と、銀髪の男が言った。
「じゃあ、やっぱり倒すしか無いかな?」
水色の髪の女…が言った。
「そうでしょうかね。それで、誰が行くんですか?」
と、茶髪の女が言う。
「もう決めている、お前だ。」
と、赤髪の男が言った。
「おっけ〜、分かった。」
水色の髪の女が言った。


――――次の日になった。
日の光が窓から差し込む。
八時には食事を済ませ、外に出た。
「…じゃ、準備するぞ。」
レオンがそう言い、五人は分かれて準備と情報集めを始めた。

――――全員が準備と情報集めが終わった。

「何かいい情報はあったか?」
「うん、えっと…この町の近くに、息が出来る大きな湖があるんだって、そこを通れば他の場所に行けるかもしれないよ。」
と、スララーが言った。
「本当かは分からないが…とりあえず行くか?」
デストロイヤーが言う。
「そうだね、行ってみない?」
と、ルルが言った。
「…よし、分かった。」
とレオンが言い、五人は湖に向かった。
「よし、ここが湖みたいだね。」
「…行くぞ!」
とレオンが言い、湖の中に入っていった。

10レオン:2006/09/21(木) 16:55:06 ID:X3oxlF8g
その頃。
彼ら―レオン達―の知らないところでは、彼らに深い関わりのある人物が居た。
先ほど、彼らのうち一人が呟いていた言葉。

『・・・だったらフレイムとリオンはどうなるんだろう。』

その言葉は、実に重要な台詞だった。
彼らの言う、「フレイム」なる人物は、彼らと全く同じ時、同じ世界に存在していたのだ。
最も、彼らは知らなかったようだが。
時は、僅か一日前に遡る。




「ここ・・・何??」

少女――フレイムが倒れていたのは、深い深い森の奥。
深緑の木が生い茂り、地面の至る所に木の根が張り巡らされている。
――まず、落ち着け、私。
彼女は、自分自身にそう言い聞かせて辺りを観察する。
どこからどう見ても、森の中。
しかも、木には蔦が張っており、その様は熱帯雨林を想像させる。
――近くにこんな森、無かった・・・よね?
観察すればするほど、訳が分からなくなる。
フレイムは、とりあえず今までを思い出してみた。

――昨日の夜、私は普通にパソコンをしていた。
強いて言うなら、父さんと母さんは飲み会、姉さん達は買い物に行ってて、家には私しか居なかった。
・・・そうだ。
私は、あまりにも暇だから育成ゲームをしようとした。
そしたら、パソコンが光って――。
気付いたら、ここで寝てたんだ。

「・・・ますます訳分かんねー」

彼女はぼそりと呟き、頭を掻き毟る。
それは、彼女が混乱したり、悩んだ時のくせのようなものだった。
その時、フレイムの手が何かに触れた。
ひんやりとした、金属のような感触。

彼女の身の丈ほどもある、大きな鎌だった。

「・・・・・・はぁ・・・?」

彼女は思わず間抜けな声を出す。
混乱状態で、さらに大鎌なんて見せられたら誰だってそうなるだろう。
とりあえずそれを手に取り、振り回してみる。
重さは見た目よりも少し軽い。
柄が軽く、刃が重いので遠心力を付けやすい。
黒の刃と、青紫の飾り布が舞って、どこか神々しく見えた。
――なかなかいいじゃん。
フレイムがそう思った瞬間、彼女の後ろの草むらから音がした。

「誰!?」

彼女は慌てて叫ぶ。
草むらから出てきたのは、2mほどの巨大なオークだった。

「・・・・・・は?」

――イヤイヤイヤ、おかしいだろオイ。
――えーと、どこのファンタジーアトラクション!?
――つか本物!? ウソ、違うよね!??
等と色々な事を考えていると、不意にオークが喋りだした。

「元の世界に帰りたければ、俺に付いて来い」

低い、聞いていて心地の悪い声。
その言葉は、だたでさえ混乱している彼女に、止めを刺した。
――・・・元の世界!?
――ここは別世界だっていうのかよ!? 在りえねー!!
――イヤ、でも実際パソが光ったのは非現実だよな??
――ってかあいつ喋れんの!?

「・・・はあぁぁっ!!?」

森に、フレイムの声が響き渡った。

11レオン:2006/09/21(木) 16:55:42 ID:X3oxlF8g
「・・・・・・本当に?」

フレイムは、いまだ半パニック状態の心を落ち着け、問う。
彼――オークが言うにはこうだ。
彼女は別世界の人間で、偶然の重なり合いでこの世界――育成の世界――に来た。
自分は、とある人物に仕えていて、その人物の魔力で私が別世界の人間だと知った。
別世界から来た人間は、特殊な能力をもっている。(ちなみに私は魔法らしい)
だから、自分に協力すればその人物の魔力で元の世界へ返してやる。という事だった。
フレイムからしてみればかなり胡散臭い話だが、なにしろオークなんていう在りえないモノを見たのだ。
100%嘘、と言い切れるものでもない。
それに、このまま何もしないで居るよりかは、情報が得られるかも知れない。
数分間悩んだ後、彼女はオークに付いて行く事にした。

「では交渉成立だ。付いて来い」

そういってオークは歩きだす。

「あ・・・。待ってよ、あんた速いって!」

フレイムも慌てて付いて行く。
彼女は、この不可解な出来事を楽しんでいた。
元々好奇心が強い上、喧嘩好きで新しい物好きの彼女が、これを疎ましいと思うはずが無い。
彼女の口元には、自然と笑みが宿った。

二人が去った森には、静寂と暗黒だけが残された。

12レオン:2006/09/21(木) 16:56:27 ID:X3oxlF8g
その頃フレイムが起きたのと調度同じ頃少年 リオンが洞窟の中で目を覚ました。
「痛ぅ・・・どこだよここは?」
辺りを見渡すが確認出来るのは自然にできた洞窟の中だと言うことが分かる。
「・・・待てよ?これは夢だなきっと。うんそうだ。」
そうリオンは笑いながら自分の皮膚をつねった。
「えっ?なんで痛みを感じるんだ?」
少し混乱してきたリオンは記憶を整理した。
「ええっと確か暇つぶしに育成ゲームを始めた瞬間パソコンが耀いたんだよな?」
リオンの記憶が整理し終わった時、
「肉だ!新鮮な肉だ!」
そう声がした。
「・・・こんな場面どっかのWWAで見たような気がする。」
そうリオンが振り返るとゾンビが数体立っていた。
「貴様の肉を俺たちに食わせろ!」
そうゾンビが言うとリオンに襲い掛かって来た。
「ちょいやべえ!いったん逃げよ!」
そうリオンが言い全速疾走で走り洞窟の出口に向って走っていった。

「うわー!!」
リオンは走り続けたのは良いがゾンビがさらに速度を上げ追いかけてきた。
「誰かー!!」リオンが叫んだ瞬間、
「命を貰い受けるぞ死にぞこないが。」
そう声がしたとたんゾンビ達は倒れた。
「?何が起こったんだ?」
そうリオンが顔を上げて目に映っていたのは、
「死神?」
そう言うと、
「お前、俺について来れるか?」
そう死神がリオンに言う。
「ああ大丈夫だ着いて行けるが。」
リオンはそう言うが、
(何なんだこいつ)
と思った。
「じゃあついて来い。」
そう言うと死神は歩き出しリオンは死神を追いかけた。

13レオン:2006/09/21(木) 16:56:59 ID:X3oxlF8g
「ねぇ、僕たちって武器使ったことないよね?」
スララーが言った。
そういえばそうだ。普通の世界で普通の生活をしていれば、武器は使うどころか触れることすらないはずだ。
皆顔を見合わせる。
「まあ何とかなるだろ」
デストロイヤーが言った。
たしかに前にお金に困っていたとき、ポケットから都合よくお金がでてきた。今回もいつの間にか使い方を知っていたということがあるかもしれない。


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