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くま

151名無しさん:2008/12/09(火) 09:57:25
(つづき)
 また、結婚して共働きの場合は両輪経済なので、失業や病気のときに経済不安に陥るリスクを回避しやすい。早くに「おひとりさま」を決意して経済基盤や人間関係のネットワークを整えた人は問題ない。問題なのは「いずれは結婚するだろう」と思っている男女なんです。ずるずると「結婚待ち」をしている間に資産の形成が遅れる。特に男性は結婚しないとなかなか貯金ができない。

 日本人は元来、恋愛能力が高くない。20代では「恋愛はめんどくさい」という恋愛低体温症が増えている。人間関係のストレスに弱く、結婚して親族関係のストレスが増えることを嫌がる。男性はコミュニケーション能力が低く、うたれ弱い。女性は傷つきやすい男性の面倒をみるのがめんどくさい。

 こうした男女は自分の希望や欲望を相手に伝えてすり合わせる作業ができません。「結婚したいの?遊びなの?」と聞くこともせず、お互い見合っているうちになんとなく別れるケースが多い。日本の男性は、自己主張して「すり合わせ」を要求する西欧女性と交際すると、鍛えられるかもしれません。女性には「王子様は待っていても永遠にこない。結婚したい人は受け身で待っていてもだめ。狩りに出よ」と言いたい。

◇「一人」もライフスタイル−−上野千鶴子さん(東京大学大学院教授)結婚が永久就職である時代も、経済的依存を可能にする時代もとっくに終わっているのに、なんで今時、「婚活」なんていう古い話が出てくるんでしょうね。結婚というものにインセンティブ(意欲を引き出す刺激)がそれだけなくなったということですから、無理にすることはないんですよ。

 結婚は生活していくための「生活保障財」から「ぜいたく品」に変わりました。だから求める条件が上がったのです。そうなれば、当然マーケットは縮小し、マッチメーキングが難しくなる。それで8割以上が結婚願望を持つにもかかわらず、結婚に踏み切らない人が増えたというわけです。
(つづく)




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