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ゲームの物語紹介スレ

67戦え!アルカイザー 第九話 歩き続ける旅人 前半:2008/03/19(水) 00:39:04
「あ!その頭、間違いないわ。」

ふと、派手な格好をした巨乳の若い女性がレッドに声をかけてきた。
「あんたでしょう、ブラッククロスのことをいろいろと調べていたのは。
いい情報持ってんのよ、買わない?」
「内容と値段次第だな。」
そして彼女の口から発せられた言葉は…
「シュウザーの情報よ。」
「聞かせてくれ!」

「あたし、おなか空いてるんだ。この店、おいしいんだよ。」
「わかったよ。」
二人は食事をしながら話をすることとなった。

「それで、どういう情報だ?」
「ちょっと待って、デザートを選ばなきゃ。」
マイペースなその女性にイライラしつつも話を進める。

「なんでブラッククロスの情報が欲しいの?」

「家族の仇だ。父さん、母さん、妹、みんな奴等に……」
「そう。ヒドイ話ね……そういうのって、我慢できないな。
 でも、これはビジネスだからね。
 シュウザーの基地の場所を知っているの。そこまで案内できるわ。」

その女性、アニーと報酬の話を終えると、
中から店主が現れた。…その姿は。

「いらっしゃいませ。」
「ねえルーファス、ちょっと聞いてよ。」
なんと彼は以前キグナスで協力した、
ヒューズの知り合いでもある男性ルーファスだった。
彼もまた、アニーの知り合いらしい。彼に事情を説明する。
「それがどうかしたのか?」
「やっぱりそういう反応ね。相談したあたしがバカだったわ」

横から、紫色のショートヘアの女性・ライザが姿を現す。
「この機会にブラッククロスを叩いておくのも選択肢の一つだと思うわ。」
「甘いなライザ。敵の戦力分析も出来ていないんだぞ。」
「今回はそれでいいのよ。主役は彼。私たちは脇役でいいんじゃない?」
「偵察ということか。よし、メンバーを決めよう。」

アニーの他にあと一人。ルーファスかライザが
ついて行くことになった。
「私はライザ。よろしくね、レッド君。」

そしてライザとアニーを加えた3人は
裏通りから下水道へと向かう。

シュウザーのアジトへの道は長かったがもうすぐそこらしい。
「こっちよ。」

「ここを渡るのよ。楽勝でしょう?
 さあ、渡って!」
水面の上に小石が積んで足場となっている場所。

「(渡れるかな‥‥?)」

少しづつそろりそろりと歩いていき…
すぐそこというところでバランスを崩しそうになり、
とっさに対岸にいるアニーのところにジャンプする。

「もう、どこ触ってんのよ!行くわよ?」
と、バランスが崩れ、アニーの胸をタッチしてしまった。

「うーん…でかい。」
感触に頭が煩悩で渦巻きながら…
レッドはシュウザーの本拠地へとたどり着いた。


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