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ゲームの物語紹介スレ

65戦え!アルカイザー 第七話 鋼鉄のサムライ:2008/03/18(火) 23:42:37
ゆったりとした時間が流れるリージョン、京の書院。
そこにいたのは、黒き鎧に身を包んだ鋼鉄のサムライだった。

「巡礼達がどこへ行くか知らないか?」
「彼らは自らの心の不安を求めてこの地にやってくる。
 彼らの目的地は心の中にあるのだ」
「メカのくせに哲学的なことを言うんだな。」

BJ&Kのようなメカとはまったく違う。
人間のようだった。

「古人は言った。石には石の心があると。
 ならば、メカにもメカの心があって然るべきだ。
 だが、メカであるこの私には、自分の心が見えてこない。
 心を求めれば求めるほど、己の中には心が無いことを確信することになる。
 これは虚しい。」

彼の言っていることがよく解らないレッド。
「なんか眠くなってきたぞ。それじゃ、急ぐんで。」

書院の入り口に足を向けるレッド。だが。
「待ちたまえ、若者よ。
 君はブラッククロスのことが聞きたいのだろう。」

突然出てきたブラッククロスの単語。
「何か知ってるのか!…なぜわかった?」
「自分の心は見えずとも、
 他人の心は読みやすいものだ。」

そしてサムライは情報を彼に告げる。
「ブラッククロスには4人の幹部がいる。
 四天王などと呼ばれ、己を見失った愚か者ぞろいだ。」

「四天王……もっと詳しく教えてくれ!
 クソー、こんなときに…」

いずれ戦うであろう強敵・ブラッククロス四天王。
その名を脳裏に刻み、サムライと別れを告げ
レッドはキグナスへと帰った。


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