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ゲームの物語紹介スレ
62
:
戦え!アルカイザー 第四話 キャンベルの謎
:2008/03/18(火) 23:04:21
キャンベル社長に詰め寄ったその日、
あるシップがキグナスに向かってきていた。
「未確認シップ急接近、衝突コースに入ります。」
「コンマ1回避、エマージェンシーパルスで警告!一体どこのヘタクソだ。」
「回避パターンに追随してきます!進路を押さえています。」
「パイレーツシップか! 緊急事態発令、全乗客・乗員を速やかに固定位置に。」
キグナスのブリッジに衝撃が走った。
前方から来た謎のリージョンシップが、キグナスに向かってきたのだ。
そう…パイレーツシップ、強盗団だ。
そして機関部のホークとレッド。
「出力が落ちた。やつら、乗り込んでくるぞ。」
「来た!」
ホークの頭上に男が降ってきた。
「おっと、そこまでだ。」
「ホーク!」
「俺はいい、こいつらをやっつけちまえ!」
攻撃を躊躇うレッド。…だがそんなレッドの背後にもう一人の男が忍び寄り…
レッドは意識を失った。
気がつくと二人とも縛られている。
「すまん、レッド。」
「仕方ないさ。しかし、こいつらの狙いはなんだ?」
「しゃべるんじゃねえ!…ふげっ!」
突然、パイレーツを殴り飛ばして現れたのは…警察官、ヒューズだった。
「積み荷さ。あの武器が狙いだろう。」
「パイレーツが武器密輸の情報をつかんで襲ってきたのか。」
「ああ。だが、その情報を流したのは、あの女さ。
たいした悪だぜ。」
キャンベルが…やはりやつは黒だった。
「この奥からレストランの裏へはい上がれる。」
ホークにアドバイスをもらい、キグナス内のレストランへとあがり込み
キグナス奪回へ向けて彼らは奔走することとなった。
だが2人では心細い。協力者を必要がある。彼らは敵を倒しつつ客室を回る。
「やつらはブリッジを占拠している。乗客もどこかに捕まっているだろう
急がないと倉庫の荷物も処分してしまうだろう。」
「ユリア、無事だったか!」
「ああ、おっさんは大丈夫だ。他の人たちは?」
まずはユリアを発見。
「異常ありません。」
「異常大有りだろう!ちょっとついて来い!」
医療ロボBJ&K。
「ほー、お前が乗ってるとはな、ルーファス。」
「腕利きパトロールが何をしている?さっさとシップを取り戻せ。」
ヒューズの旧知の仲らしい男、ルーファス。
「協力してくれ。俺はヒューズ。こいつはレッドっていうんだ。あんたは?」
「…やめた。貴様の名前が気にくわん。」
クールな術士ブルーなどがいた。
そしてある客室にて…彼は思わぬ人物と再会を果たす。
「アセルス姉ちゃん?」
「誰?」
アセルス姉ちゃんと呼ばれた少女は目を丸くする。
「やっぱそうだ。俺だよ。
烈人、おこのぎ れっと!」
そう。シュライクで10年前に行方不明になった少女、
彼女がアセルスだった。9歳のころまでレッドがよく遊んでもらっていた。
「ああ〜、小此木先生とこの烈人君か!
大きくなったな〜。全然分かんなかった。
でも、目の辺りなんか変わってない感じ。」
「良く遊んでもらったもんな〜。
姉ちゃん、全然変わってないよな〜、髪の色は緑じゃなかったけど……」
再会を喜び、会話する彼ら。だが…すぐにレッドは気づいた。
「ちょっと待て、変だぞ。どう見ても高校生ぐらいだ!
もう10年以上前の話だ。キサマ、一体何者だ!」
そう。アセルスは失踪当時高校二年生の17歳、
対してレッドは9歳、小学生。
今のレッドは19歳、大学生相当。アセルスより年上になっていたのだ。
アセルスの隣にいたおしとやかそうな女性が口を開く。
「待って。この方は本当にアセルス様です。
複雑な事情があって、
十数年も年を取らずに眠り続けていたのです。」
「そんな眠り姫みたいな話を信じろって言うのかい?」
「今は、そんな話をしている場合じゃないだろう?」
俺はパトロールのヒューズ。ここでじっとしているように。」
何はともあれ、アセルスが生きていたことだけでもうれしい。
レッドは部屋を出ようとする。すると…
「どこへ行くの!」
「キグナスを取り戻すんだ。」
「私たちも行くわ。烈人君を放っておけない。
私も戦える…。」
「わかったよ。一緒に行こう。
…誰にだって人に言えない秘密があるもんだよな…」
そして新たに二人の仲間を加え、6人はブリッジを目指す。
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