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ゲームの物語紹介スレ
51
:
T260G編 任務その5 最終任務を確認せよ
:2008/03/15(土) 23:48:26
シュライクの中島製作所。
平和なこの町にあるこの製作所の真ん中に技術者達が集まっている。
皆、揃って難しい顔をしたり、青ざめたりしている。
「やあ。よく来たね。君のことを調べてあげると言ったんだが…
困ったことになってね。」
社長の言うには、こうだ。
重要なデータを乗せたメカマウスを、
古の王、済王の眠る古墳に逃がしていたのだが
帰還命令を出しても戻って来ず、反応もないらしい。
「社長、彼に頼んだら?」
「おいおい、それはないだろう……
いや、君に頼めないかな?マウスを探してきて欲しいんだ。」
「それがあれば、私の調査ができるのですね。
わかりました。それでは出発します。」
製作所の開発した修理用メカ、特殊工作車を加え、
一行は古墳へと急ぐ。
モンスターのはびこる古墳の中でも下の階層、
王の玄室を開けるための鍵、三神器の一つ…剣のある階層で
メカマウスはのんびりくつろいでいた。
「目標物回収。これより帰還します」
「ありがとう、ありがとう…!」
そして製作所に戻った彼は、メカマウスに収められていたデータの中身を知ることとなる。
「うちでは人が乗り込んで、完全変形する戦闘メカを開発していたんだよ。
コードネーム「ワルキューレ」だ。」
「それが、トリニティから横やりが入ってね。
人が乗るタイプはダメになった。そこで、
これが「ワルキューレ」の技術を応用して
若い連中が試作した自律型の戦闘メカ「零式」だ。
「れいしき」なんて名前、近ごろの若い連中のセンスは理解できん!」
ナカジマ零式。スリムな青いボディが特徴のメカだ。
「「零式」起動準備完了。」
そしてそれは起動された。するといきなり彼は縦横無尽に
製作所内を飛び回り始めた。
「こんな狭い所で起動するなんて、非常識ですね〜。」
「だれだ、 こいつの疑似人格のモデルは? ヒロシか!」
どうやら性格に癖のあるメカらしい。
「失われた任務ですか〜、ロ〜マンチックですね〜」
そしてナカジマ零式を加え、新たにボディを6タイプから選んだものに新調し、
彼は得られた3つめの情報、シンロウの古代シップへと向かった。
「周辺環境、推定経過時間を考慮すれば、
保存状態は極めて良好。微弱ながらエネルギーを感知できます。」
この先に何かがある。
内部は薄暗く、道がわかりづらい。
そんな中でも彼女らはモンスターの巣食うシップの中を進んでいき、
最深部の情報端末の部屋にたどり着くことが出来た。
「ここなら何か情報がありそうだな。」
まずはT260で検索をかけてみた。
形式番号:T260
種別:システム・コア
設計:KT 製造:MMW
対RB3型用に設計された
Tシリーズの最新型
詳細諸元は極秘
RB3…。
今度はこの単語で検索をかけてみる。だが…データが破損しているという。
今度は一部破損しているながらも、日誌のページを読んでみることにした。
@諦┛らけQへドライブ中。臨戦態勢を解き、第2警戒へ移行
HQにて任務受領。目的地へ発hヶ!χ
そして戦闘プログラムをT260Gがダウンロードすると…
数千年生きた端末は電源を落とした。まるで最後の力を振り絞り、
T260Gに未来を託したかのように。
「電源が死んだな。何か分かったか。」
「T260タイプの情報とHQの存在情報を得ました。
私の任務はRB3型の破壊であることが確認されました。」
「HQとかRB3型ってのは何だ?」
「HQは司令部だと推定できます。RB3型については情報がありません。」
「次の目的地は司令部か。」
とうとう明らかになった最後の…本来の敵。RB3.
この名前と、次の目的地、司令部HQの名を脳裏に刻み込み、
彼女らはシップを後にした。
そして…中島製作所に戻った彼女達は驚くべき事実を耳にする。
レオナルド博士が、謎の爆発事故によりこの世を去ったというのだ。
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