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ゲームの物語紹介スレ
50
:
T260G編 任務その4 博士にコンタクトせよ
:2008/03/15(土) 23:16:45
クーロンの情報端末で得られた情報は3つ。
マンハッタンにいる天才科学者・レオナルド博士のこと。
スクラップの酒場にいた中島社長の構える中島製作所のこと。
シンロウの奥地に古代のリージョンシップが遺跡として残っていること。
そして今回はそのうちの
レオナルド博士へのコンタクトを試みることにした。
マンハッタンのファーストフード店。
すらりとした体の美青年がそこにいた。
「レオナルド・バナロッティ・エデューソン
という人物の情報を求めています。ご存知ですか?」
青年に彼女は話を持ち出した。
「うん、まあね。ところで君、見かけないタイプのメカだね。
どこのメーカー?」
「タコ様に組み立てていただきました。」
「タコ様?個人の手作りメカなのか…よく出来てるな……
君は、レオナルドの何が知りたいの?」
「レオナルド氏に、自分の解析を御願いしたいのです。」
そして彼女は、青年に事情を話した。
「そういうことなら、レオナルドも興味を持つと思うな。
案内するよ、ついておいで。」
そしてセントラルゲート内の研究所へ案内する彼。
こういう口ぶりであることは、恐らくは彼は…
「さあ、ここだ。
そう、ボクがレオナルドだよ。
君の名前を聞いていなかったね。」
やはり彼こそがレオナルド博士、その人だったのだ。
「T260Gです。」
「じゃあ、さっそく調べてみよう。」
そう言って彼は、T260Gを装置に入れ
体の解析を開始した。
様々な色の光が彼女の体を透過する。
まず博士は結論から口にした。
「君のコアは、現在使われているタイプのコアではないね。」
「トリニティ・タイプとの共通点もあるんだけど、
違っている所の方がずっと多いんだ。」
トリニティといえば、マンハッタン、タルタロス、ニルヴァーナで構成される
現リージョン界の統治機関。
その政府のロボットと少しだけタイプが近いのだという。
これは何を意味するのか。
「だから、これ以上はコアを分解しないと調べられないな。
それにしても、君を組み立てたタコさんはすごい技術者だね。
手が4、5本は無きゃ出来ない様な仕事がしてあるよ。」
そう、タコおじさんは名前の通りのタコだからだ。
彼の技術力もさることながら、
これは彼の体を最大限に活かしての仕事だったのだ。
「それに、君のパーツ一つ一つに注意書きがしてあって、
ボクが調べることはほとんど無いような状態だったよ。」
本当にタコおじさんは丁寧にT260Gの復元を行ってくれたらしい。
そして最後にレオナルドは言った。
「調査ついでに少しパーツを追加しておいたよ。
メモリーが足りないって殴り書きがしてあったんだ。」
パワーアップまでしてくれた。
これで彼の能力は飛躍的に上昇することだろう。
「ありがとうございます、レオナルド博士。」
「ボクも楽しかったよ。通行証を渡しておくから、いつでもおいで。」
人柄のいい博士であった。だが、こんな人に限って…不幸は訪れるものである
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