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ゲームの物語紹介スレ

38サガフロンティア・クーン編 指輪その6:戦士の指輪:2008/03/13(木) 22:05:07
次の指輪はシュライクの指輪伝説に関するものでした。
歴史と伝統のある、古い都市シュライク。歴史に名を残す王の中でも有名な王の一人、
済王が大事に持っていたという指輪が彼の墓に収められているというのです。

シュライクで彼らはシュライクの伝説に関する本をまず読みました。

その記述によると、済王の妻である女性は死した王に会うため、
三種の神器を祭壇に供え、扉は開かれたというのです。

そして子供たちから済王の古墳の入口を聞き、彼らは中へ入り込みます。

内部はモンスターがはびこる危険な場所。
まずは手前の方で見つかった神器、鏡を見つけ、向かいます。
しかしなんと床が開き…下階へと落ちてしまいました。
下はモンスターが一層多い階層でした…

上階へと戻り今度は仕方なく奥へと向かい、古墳最奥部にあった勾玉を見つけました。

しかしそこには神器を守る死した兵がいました。彼らと戦い、勾玉を手に入れました…

そして戻るとなんと、古墳の一室の床が光っています。それも一部だけ…

一体これは何を示すのだろう…そう思って光る床を踏むと、落とし穴になっており、
またも下階へ落とされてしまいました。

これは罠を避けるためのものだったのでしょうか…そう思ったときです。

なんとこの階の一番高い所にある祭壇に、神器の二つ目、剣が刺さっていたのです。

しかしどうやってもこれは取りにいけない。…そこでクーンは考えました。

落とし穴のどれかが、祭壇の所に落ちるものなのではないかと。

あたりでした。いくつかある落とし穴の箇所のうちの一つから、
剣のある祭壇へと落ちることができたのです。ここもまた兵が守っていました。

そして最後の神器、鏡を手に入れようとします…
しかしここはさっき落とし穴があって取れなかった場所…
しかし、今度は落ちません。剣が持つ力は落とし穴を封じるものだったようです。

そして今度もまた死した兵を倒し、
揃った神器を玄室の前の祭壇へと捧げ…
とうとう扉は開かれました。済王の部屋です。
「指輪はこの中だな!」
王の眠る墓の扉を開けると…
「シュライクを脅かす悪しき者達め、余の剣を受けよ!」

「出たな。」
ゲンさんが言います。
「何か勘違いしてるわ、あの骨。」
アニーも言います。

「骨ではない。我はシュライクの王、アメノシタシラスミコトなるぞ。」
そう、とうとう現れました…済王です。
名を馳せた古代の王…果たして勝てる相手なのでしょうか。…しかし。
「指輪だ!!」
全く危機感のないクーンは王に近づきます。
「そうか、指輪を奪いに来たのか、盗人どもめ。」

「あなた、死んじゃってるんだから、
 その指輪をしていても意味が無いでしょう。私たちに譲って。」
アニーは言います。

「指輪を集めてどうする?シュライクを支配する気か?許さんぞ!」
王は怒ります。

「違うよ。マーグメルが壊れちゃうんだ。ボクの故郷が消えちゃうんだ。」
「リージョンが無くなるというのか?馬鹿げた作り話を。」
王はクーンの話を信じようとしません。
「クーン、危ない!!」

しかしその時…済王とクーンの、二つの指輪が共に光りだしました。
そして…

指輪が見せたのは、マーグメルの風景でした。
今にも滅びそうな赤茶色の大地。萎れた木、水があった場所もマグマに変わり…
それでも懸命に、楽しく生きるラモックスたち。

「今のは、何?!」
「指輪が語り合った… お前の言葉は真実だな。
 よかろう、この指輪はお前に預けよう。」
「ホント! ありがとう!!」
「ただし、余も指輪の行く末を見届けたい。お前達と行くぞ。」
「ウン!」
そして、心強い仲間が増えました。

「死体と旅するのか…」
アニーがぼそっと言います。
「死体ではない!余はシュライクの」
「王様だ!!」

この二人、結構気が合うのかもしれませんね。


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