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ゲームの物語紹介スレ

25まとめ:2008/03/08(土) 18:53:23
アンダーアルカディアにはオメガの姿はなかった。
すでにある場所にオメガは転送されていて、
ゼロは残されたベビーエルフ二匹、アルエットの名づけた
クリエとプリエと戦うことになった。二匹を倒した後、ベースへ戻ったゼロは
エックスからオメガのいる地の座標を聞く。

「この場所は…確か…。」

シエルが言うには、バイルのいる場所…バイルの研究所はある場所に近いらしい。

今度こそ最終決戦。ゼロはバイルの研究所へと乗り込んだ。

「ゼロぉおおおおおおおおおおおお!」

シエルの叫び声。嫌な予感がしてならないようだった。


まず待ち構えていたのは八審官。
彼らでは時間稼ぎにしかならない。彼らを倒しながら
ゼロはどんどん奥へと進んでいく。そして最奥部へ差し掛かった。

「どうだゼロ…。英雄ごっこは楽しいかね?んん…?」

巨大な脳から声がする。これはどうやらコンピュータのようだ。

「お前の下らん遊びには付き合いきれん。
 そろそろ終わりにさせてもらうぞ…!」
「下らんか…。そうだとも。レプリロイドには理解できまい。
 全てを支配するこの喜びは…人間にしかわからぬよ」

どう見ても機械じみたアーマーをつけたバイルの言葉に
ゼロは聞き返した。

「人間…だと?」
「そうとも!ワシはれっきとした人間だ。
 貴様らレプリロイドを生み出した創造主…人間様なのだよ!」
「……。」
「支配欲、とでも言おうか…。全てのものを意のままに動かす快感…
 これだけは人間様の頭脳がなければ味わうことができん…
 究極の快楽だよ…貴様らレプリロイドには理解できまい!」
「まともな人間にも理解できるとは思えんな…
 俺にはお前がただのイレギュラーにしか見えん。
 イレギュラーならば狩るまで…だ」

イレギュラーハンターとしての過去がある。
彼がその言葉を発するとバイルは待っていたとばかりに応える。

「クーックックック!
 いいぞ!!いい台詞だゼロ!さぞ気持ち良かろう!?」

そして巨大な光の柱とともに巨大なエネルギーをまとう
巨体を持つ金色の騎士…オメガが姿を現す。

「お前は楽しいヤツだったよ
 いつまでも遊んでいたいが…そろそろ消えてもらうとするか
 まだ楽しみも用意してある…最後まで楽しんでくれよ、ゼロ!」

圧倒的な闘気を発するオメガ。鞘が砕け散り、大剣が姿を現す。
戦闘開始の合図だ。

腕から発せられる巨大なビーム。目からの光の弾丸。
そしてそれに加えての大剣を用いての技。
それらを避けつつ斬りつつ、オメガの弱点、頭部に剣撃を見舞う。
激しさを極める戦闘。だがその戦闘は、
オメガの腕が力を失い千切れたことにより終わる。

「グォオオオオオオオオオ!ゼェェエエエロオオオオオオオオオ!」
「なかなかやるのう…ゼロ。だがオメガの本当の力はそんなものではないぞ
 さぁゆけい、オメガ!ダークエルフの力を解放しろ!!」

辺りが閃光に包まれる。何も見えない。そして光が収まったときには辺り一面が
巨大なエネルギーの対流に包まれていた。

破壊神が真の力を発揮したようだ。
現れたのは両肩に赤と青の顔と合わせ3つの顔を持ち
剣と砲身を構えた巨神。先ほどまでのオメガのゆうに10倍はあろうかというサイズだ。

粉々に砕け、エネルギーの流れに流木…いや、木屑のように浮く床を足場に
巨神と戦うゼロ。最早レプリロイド…いや、ロボットの域すら遥かに超える存在だ。
巨大な砲身から放たれる光柱といっていいレーザー、エネルギー球。
それらのスケールのあまりに違う攻撃をかいくぐり、ダークエルフを模した真ん中の頭部へ
ひたすら攻撃を与え続けるゼロ。何度も何度も。そしてとうとう…
巨神の腕が落ち、そして爆発を起こし…砕け、四散した。
遥か下方、奈落へと落ちていくような巨神の体。
そして轟音と光で再び何も見えなくなる。
ゼロの体も、床も何もかもが力を失い、落下していく…。

そして…辿り着いた場所は…。


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