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ゲームの物語紹介スレ

208メタルサーガ 砂塵の鎖:2009/03/19(木) 13:10:20
無限に広がる広大な砂漠、汚染された湖、未だ絶えぬ人同士の争い…。
だが、それでも彼らはたくましく生きていた。それはその中の一人のお話。
その物語はジャンクヤードという、小さな町から始まった。

「ハンターになりたい、ですって?」
青い作業着を着た一人の若い女性が、自分の息子へそう言った。
彼女の名はニーナ。そこらじゃ有名な名メカニックだ。
「あのね、ハンターになるってそう簡単なことじゃないのよ?」
モンスターハンター、それはノアによって作り出されたモンスターを狩ることを仕事とする者たち。
だが気を抜けばあっという間に殺されてしまう。彼女はモンスターハンターの厳しさを知っていた。
なぜなら、ニーナの夫(そして彼女の息子の父)であるキョウジがモンスターハンターだからだ。
かつて、ニーナはメカニックとして、キョウジはハンターとして、、
そして友達であったジャックはソルジャーとして、三人でよく西部を旅をしていたのである。
それがゆえに、モンスターハンターとしての辛さをよく知っているのである。
だが、ニーナとの思いは裏腹に、彼、主人公はキョウジの生き方にあこがれを抱いていた。
そして、とうとう「ハンターになる」と言い出したのだ。
「ねぇ、あなた、どうしてもハンターになるつもりなの?
 私の息子なんだから、メカニックの才能はあるはずなんだから、
 ね、メカニックになりなさい?」
ニーナは主人公にそう言った。だが、主人公の答えは、「ハンターになる」、だった。
さすがのニーナもこれ以上は反対できず、主人公をハンターとして送り出すことにしたのだった。
主人公の妹、エミリは兄に「頑張ってね」と寂しそうな目で行った。
そしてニーナは主人公にお小遣いを少し渡して、旅立つ息子を見送ったのだった。


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