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ゲームの物語紹介スレ
19
:
ロックマンゼクスOP 前半
:2008/03/08(土) 12:51:35
どこまでも澄んだ青空に、威勢のいい声が響く。
「はいはいっ!
依頼とあればどんなものでもどこにでも!
こちら、運び屋ジルウェ・エクスプレスで御座います!」
運び屋ジルウェ・エクスプレスの社長にして現役の運び屋でもある
青年・ジルウェの声だ。
彼は今、ある人物の依頼で2つの荷物を運んでいる最中で、
これはその依頼主からの確認の電話だった。
「あなたは…
今は、依頼主とお呼びした方がよろしいでしょうか。
はい、指定されたポイントには直ちに向かいますので。」
依頼主は若い女性。
遺跡の調査隊から受け取った荷物を
彼らへと渡す地点へ向かうべく、
彼らは休憩地点からまた、バイクを走らせようとしていた。
「おーい、そろそろ行くぞ、エール」
彼の部下であり、彼に小さい頃に拾われた少女、エールは
崖の上から巨大な建物をじっと眺めていた。
セルパン・カンパニー。この国で最大の建造物を持つ、
この国を警備する大会社である。
「それでも10年前のあの時…
カンパニーの警備隊は母さんを救えなかった。
イレギュラー達にあっという間に囲まれて…。
イレギュラー達は…アタシから何もかも奪っていったんだ」
ジルウェが彼女を発見したときである。
だがすでに時遅く、彼女以外はイレギュラーに皆殺しにされた後だった。
「ま、暗いことを話していてもどうしようもない
黙ってればソコソコ行けるルックスのお前なのに
客から人気のお前がそんな顔をしててどうするんだ」
「なっ…ソコソコって何よ!」
ムキになるエール。
「依頼主はすでに合流ポイントへ向かったそうだ。
俺達もさっさと行くぞ?」
いつものエールに戻ったことに安心したジルウェは
再びバイクを走らせようと近づく。
「ねぇ。依頼主のガーディアンって…
一体何者なの?
運んでいる荷物も聞かされていないし」
ガーディアン。それはイレギュラーと戦うために集まった組織で、
世界各地に足を運びイレギュラー出没の原因を調べているそうだ。
説明を終えた途端、ジルウェのバイクに突然弾丸が撃ち込まれた。
イレギュラーだった。目的は彼らの荷物。
彼らにはどうすることもできない。
煙をあげるバイク。
ジルウェのバイクより先に、エールのバイクが耐えられなくなり
爆発を起こす。
「きゃあああああああ!」
そして近くにいたエールも吹き飛び、崖の下に落とされることとなった。
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