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ゲームの物語紹介スレ

186ポポロクロイス 月の掟の物語:2008/10/19(日) 18:57:27
これは、昔々のお話です。
まだ、妖精が森に溢れ、世界が精霊に満ちていたころ、
あるところにポポロクロイスという小さな王国がありました。
緑あふれる森には鳥たちがうたい、
草原にはお菓子よりも甘い香りのする花が咲き、
町には平和に感謝する大人と笑顔の絶えない子供たちが住んでいました。
ポポロクロイス王国は、小さくとも大きな幸せに満ちた国でした。

ポポロクロイス王国を災厄から救ったピエトロ王子は、
やがて立派な奥王となり、妖精王の娘ナルシアを王妃に迎えました。
月日が流れ、二人の間にかわいい王子が誕生しました。
王子はピノンと名付けられ、すくすくと大きくなりました。

ピノンが生まれるずっと前のこと。
世界に龍や人間が増えていくにしたがって、
妖精たちの住みかが少なくなっていきました。
住処を奪われた妖精たちの心にいつしか闇が生まれ、
ついに妖精の王ゼフィスが闇の力を手に入れてしまったのです。
闇の妖精王となったぜふぃすは、闇の力を使い、
ほかの種族を次々と追放しました。

ゼフィスが闇の力を振るうたびに悲しみと憎しみがあふれ、
世界は光を失っていきました。
様子を見ていた神々はたいそう怒り、創造主デュオンの力を持って、
ゼフィスを闇の世界へ封じ込めることにしました。
そして、妖精族を森と海にわけ、
互いが交わることのないように「月の掟」を科したのです。


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