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ゲームの物語紹介スレ

165ロックマンZXA 第21話 ウロボロス 後半:2008/07/05(土) 11:36:42
「プロメテ…パンドラ。
 君たちの数百年分の怒り…憎しみ…悲しみ…そして狂気。
 様々なロックマンと戦ったこのデータ…確かに頂いたよ」

現れたのは赤い髪をした、眼帯をかけ、拘束具のような物に身を包んだ者。

そしてその声は…あり得ないはずのものだった。
「その声…まさか…マスター・アルバート!」
「じゃあ…プロメテ達が倒したのは…?」

「アレはダミーだ。
 三賢人として働いてきた、私のダミーボディだよ。」

続けて彼は自らの名を名乗る。
「私は、DAN−000「オリジナル」
 この私こそ、正真正銘本物のマスターアルバートだ!」

モデルVに注がれる膨大なエネルギーにより部屋が崩壊し始める。
「全て、計画通りだ…!
 まもなくモデルVが融合を始める!
 私が究極のロックマンとなって、この計画は完成する!」
「おい、ここも持たないぞ!早く脱出しようぜ!」
「だけど…プロメテ達が!」
倒れている彼らを放っておくわけには…だが。

「ここでお前が死んじまったら、誰がアルバートの野郎をぶっ飛ばすんだ!」
「くそぉ…っ!!」
グレイには、その場を立ち去るしかなかった。
背中に、アルバートの笑い声を受けながら。




「お、おい!なんだあれは…!」
ハンターキャンプに戻ったグレイが外に出るなり、
ハンターの一人が驚嘆の声を上げる。


見ると、海から巨大な何かが浮かび上がる。
バイフロストの工場で作り出された、巨大なメカニロイドの兵に囲まれた、
大きな大きな輪。
それこそが…

「あれが…モデルVが一つになった姿…ウロボロスか!」
「アルバートは…きっとあの中に!」

乗り込んでやる。そう意気込むグレイだが、
どうやらもう飛行艇は全て破壊され、残されていないらしい。

打つ手はないのか…? 頭を抱えるグレイの背中に声がかかる。
「いいえ、まだ手はあるわ」


現れたのはエールだった。
「実は君に見せたいものがあるの。
 ただし…ここから先は後戻りできないわよ」


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