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ゲームの物語紹介スレ

163ロックマンZXA 第20話 アルバートのアジトへ 後半:2008/07/05(土) 11:04:25
「プロメテ…パンドラ…?」

「回収されたモデルVをこんな所に溜め込んでやがったか…
 まさか、お前がここを見つけ出してくれるとはなぁ…」
「例を言うわ…ロックマンモデルA」

そしてプロメテは数百年分の憎しみをアルバートへとぶつける。
「こうして会うのは…何百年ぶりだろうなぁ!!マスター・アルバートぉ!
 モニターで見るより、随分間抜け面じゃあないか!」

アルバートには状況が飲み込めていなかった。
「お前達…どういうつもりだ?」
「こう…いう…つもりさぁ…!!」

その巨大な鎌をアルバートに突き刺し、目いっぱいの力でその肉体を斬る。
大量の血を噴出し、アルバートはその場に倒れた。


「フフ…フハハッ…!ハーッハッハッハッハッハッハ!」
狂気に満ちた笑い声を上げるプロメテ。
「自分が作った最初のロックマンに倒される…か!
 屑に相応しいフィナーレだ!」

そして状況が飲み込めていないのはグレイ達も。
「何だ…?何がどうなっているんだ?」

モデルAのその声でやっと二人は彼の方を向く。
「お前らは…利用されてたんだよ。
 俺たちにな……」
笑いが止まらないプロメテは笑いを堪えながらグレイに話し始める。
だが次にそれはまた憎しみに満ちた表情に変わる。
「俺とパンドラは…目覚めたときからロックマンとして戦い合うことを運命付けられていた…
 この男の…究極のロックマンを作ると言う、下らん計画のためにな」
「だから…私たちは決意した。アルバートへの…復讐を」
「復讐だって…?」

この二人がロックマンでありながら、殺しあわなかった理由。
この二人もまた、グレイやエールと同じく…戦いたくはなかったのだ。
それは…もう一つの答えだった。
「俺たちは何人ものロックマンを見つけ出してはこの戦いに巻き込んで行った。
 計画が進めば、アルバートは必ず姿を現すはずだからな…。
 そしてお前はアルバートを追い詰め…俺たちは復讐を遂げることができたってわけさ」

「まさか…こんな形で戦いが終わるなんて」
モデルAは目の前の光景に唖然としていた。
だが…プロメテは言う。
「フッフッフ…何を言っている…?まだ終わっちゃいない…!」

「まだ…残っているじゃあないか…
 屑に作られた…!
 屑の塊…!
 俺達ロックマンがぁ!」

「私とプロメテは…元の体には戻れない この運命は…変えられない
 だから…滅びの運命を終わらせる。私達で…終わらせる」

「アルバートが作ったもの全てを滅ぼす!
 それが俺達の復讐だ!
 さぁ…楽しもうじゃないか!最後の宴を!!」


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