したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

ゲームの物語紹介スレ

159ロックマンZXA 第18話 あの研究所:2008/07/04(金) 23:58:35
ハンターキャンプにはもう一つ、緑色の扉がある。
漫画好きの少女、シャロンの背中の扉だ。

その先には二つの扉があったが今回はそのうちの右側の扉をくぐることにした。
そこには画面と移動用のみのトランスサーバー。
画面には何かの転送座標が映し出されている。まずはその転送先へと移動してみた。


「ここは…?」

一部が壊れた、滝にかかった橋の上。
「ここは僕が眠っていた建物だ…」
「へぇ…お前こんな所に閉じ込められていたのか」

何も知らずに生きることだけを考えて逃げていたあの時があり…
力を得て、仲間を得て、アルバートを追うべく来た今がある。
今のグレイならば、ここにある物の意味もわかるかもしれない。

「なるほど、君がここでロックマンとしての調整を受けていたのならば、
 アルバートの計画に関する手がかりがあるかも知れん。
 調べてみてくれないか」

中心に会ったグレイのカプセルと共に4つのカプセルがあった。
それはヘリオス達のものだったのかもしれない。
ならばこちらは…?あの時の橋の先のもう一つの棟へとグレイは入っていく。
「よし、行ってみようぜ!」

ガスが漏れ出しているのは相変わらず。
中にガレオンがいるのも。

そしてその先にカプセルの部屋があったのも。
…今度は誰のものであろうか。

「これ…僕が入っていたカプセルと同じだ」
「おい、パネルに何かメッセージが出てるぜ!」

「DAN−001「プロメテ」 再調整までの活動限界時間246924秒
 DAN−002「パンドラ」 再調整までの活動限界時間246939秒」

「プロメテ達のカプセルだ!あの二人もここで作られたのか…」
「なぁ。もしかして、オイラのデータにあった兄妹のレプリロイドって…
 アルバートが最初に作った二人のロックマンって、プロメテ達のことじゃないか?」

トーマスの声がする。
「それで間違いないだろう…このカプセルは恐らく、彼らを繋ぎ止める鎖だ。
 アルバートの計画に逆らえないようにするための…な。
 パネルのカウントはプロメテ達の寿命だろう。かなり短く設定されている
 定期的にカプセルでの調整を受けなければ死んでしまう…そういう仕掛けだ。」

「酷い」 そうとしか言えない…それは悪魔の仕掛けだった。
少しづつ謎が明らかになって行っている…この先には一体何があるのだろう。

防壁を解除するためのバッテリーを挿入しつつ進むと…
仕掛けが満載のヘンテコな部屋に小さなフォルスロイドがいた。
「このやろー!」


「何よ何よ!この先は閉鎖チューなのよ!
 誰も通すなって、アルバート様からの命令を遂行チューなのよっ!」

フォルスロイドはモデルVと繋がっている以上、
いずれアルバートに従う身であろう。
だがクロノフォスはアルバートをあの男と言っていた。
あくまで今は決定していない「王」に従う者。

だが、バイフロストや彼女はそうではなかった。アルバートの忠実なしもべだった。
「この先にまだ何かあるんだな!?通してもらう!」
「何よ何よ!せっかくのこのテスラット様のチュー告を無視するわけ!?
 アンタなんか処刑よ!電気ショックの系なのよっ!
 アルバート様の命令は、絶対なのよっ!」

電気ネズミ型フォルスロイド、テスラットが小さな体でグレイに戦いを挑む。

丸まってぐるぐる部屋を駆け巡るテスラット。
時に小さな電撃を手から発し、時に電撃を体から遠距離にまで放射する。
「くるのよっ!」
ネズミ型メカニロイドにグレイを追跡させたり、
部屋の歯車を自ら回し、場所を水中に変えたりもする。
だがもうグレイの敵ではない。
撃たれ斬られ飛ばされ、最後にはチャージショットにより
左半身全体を消し飛ばされた。

「何よ…何なのよっ!
 アンタのその力…ズルいじゃないのよ!
 その力は…アルバート様の…くっ…うう…!」

テスラットの部屋のすぐ先に一つのカプセルの置かれた部屋が。

「DAN−000「オリジナル」
 最終調整完了 ファイナルフェイズ 発動」
プロメテ、パンドラ以前に生まれた何者かいる…。
スロットから何かのディスクを抜き取り、その調査は終了した。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板