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ゲームの物語紹介スレ

158ロックマンZXA 第17話 汚水の奥に:2008/07/04(金) 23:31:39
ハンターキャンプ内の、厚い壁をぶち破った先は汚水の溜り場。
そこにあった扉には以前から入れずにいた。
その扉の色は緑。エールから手に入れた緑色のキーの出番だ。


「うわっ…凄いにおいだ…
 ただの下水じゃないぞ、この奥から流れてきてるのか…」
「オイラには匂いってわからないな ライブメタルでよかったぜ!」
「…ズルいなぁ。
 でも、この匂いはやっぱり変だ。奥を調べてみよう」

たどり着いた所は下水道。
イレギュラー達が町の奥深くを根城にしていたのだ。

そこから先へ進むと扉があった。何かの施設のようにも見える。

…そこからは一気に雰囲気が変化する。
青い壁、床。整備されたその場所は工場だった。

「さっきの匂いは、ここから流れていた工業排水だったんだ。」
「しっかり整備されてるし、遺跡って感じじゃないな
 行くか。この施設の正体を暴いてやろうぜ」

そう言って踏み出した矢先、真っ青な床があったので踏んでみる…
するとたちまちグレイの足はその床へと埋まってしまった。

よく見ると泡を吹き出している。
それは床ではない…考えられないほどに粘度の高い汚水だったのだ。

上から開いたシャッターからはメカニロイドの首がごろごろと転げ落ちてくる。
汚水に漬かった瞬間、それは汚水を体にまとったイレギュラーへと変化する。
一体ここは何の施設だというのか…
巨大な塊の目立つ、施設の奥深くにて、その答えは明らかとなる。
「大型のメカニロイド…?奥にも沢山あるぞ!」

すると、グレイの前にあった巨大な塊が蠢き、ぐるりと反対側を見せる。
顔。 そう、それはフォルスロイドだった。エールの言葉は本当だったのだ。

「驚いたか?彼らはこの施設で生まれた兵士だ
 いつの日かロックマンの王に仕える兵士達なのだ!
 儂の名はバイフロスト。眠れる兵士たちの番人だ。
 新たな世界が生まれるとき、彼らは目覚め、古き者たちを滅ぼすという役目がある。
 ロックマンモデルA…彼らに代わり、この儂が貴様を滅ぼしてくれよう!
 骨一本、ネジ一つ残さずこの儂が噛み砕いてくれる!」

バイフロストが大きな大きな口を開け
その鋭い氷の牙で噛み砕こうとしてくる。

だが緩慢なその動きにグレイが遅れを取るわけはない。
即座にグレイは後ろへと下がり、変身する…ロックマンモデルZX、エールの姿に。

バイフロストの口が閉じられたその瞬間めがけ
グレイはセイバーを振り下ろす。

噛みつき攻撃、その巨体を用いての踏み潰し、
歯車で相手を切り殺すスピンホイール、
氷の息で発生させた氷を自ら踏み潰しての破片攻撃、
口を開けたまま氷の牙をミサイルとして飛ばす攻撃。
だが…彼はその動き全てが緩慢で大味なもの。

それらは全て今のグレイには大した脅威ではなく、軽々と避けられ、
スピンホイールをエナジーフィシャーで破壊され、グレイに撃たれ切り刻まれ、
エネルギーが尽きた所でモデルAに戻ってのチャージショットにより
バイフロストの巨体はわき腹を中心に大きく削られ、彼はその命を終えた。

「ぐ…おお…滅びるのはこの儂の方だというのか…!
 貴様は…我らに代わり世界を作ろうと言うのか…!
 やはり…貴様は…アルバート様の…ぐあああああああ!」


無傷でバイフロストを倒した先でグレイはトランスサーバーを見つける。
ミッションレポートを提出しようと上に乗るが…反応がない。

「現在待機モード中…起動には起動キーが必要です」
どうすれば…?
そう思い、更に奥へと進んだ先に…あった。
もう一つのトランスサーバーは正常に作動し、彼はミッションレポートを提出し終えた。


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