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ゲームの物語紹介スレ

154ロックマンゼクス あれから4年:2008/07/04(金) 21:45:24
「…私達ロックマンは…戦い合う運命」
「フッ…フフフッ…全てを知りたければ…戦い続けろ…!
 お前も…セルパンも…そして俺達も…
 『あの男』の仕組んだゲームからは、逃れられないのさぁ!!」

「ならば決めようじゃないか…新たなる支配者…ロックマンの王を!」
「アタシはそんなものにはならない!
 セルパン、お前が全てを破壊するロックマンなら…
 アタシは全てを守るロックマンになる!」



あの時から…4年の月日が経過した。
エールはその日からずっと、モデルVと戦い続けていた。
人々を救う、全てを守るロックマンとして。
一つだけではなかったモデルVを全て破壊するその日まで…。


そしてその日…
彼女はモデルVの反応を感知し、採石場に来ていた。
それはハンターキャンプという、賞金稼ぎ達の拠点の地下。
入るなり現れた蜘蛛型のメカニロイド、スパイダリルを切り刻んだ彼女は、
その奥へと進み…
とうとうモデルVが見えるその場所までこぎつけた。

だがそのときである。背後から…何者かの気配がした。


「…誰だ!」
声がする。高い声ではあってもそれは女のものではない。
男…それも少年だ。

「こんなところに少年?
 一体どうやってこんな所まで…」
エールは振り返る。
変わった姿をした彼は…ただものではないのは一目瞭然だった。

モデルXがエールと彼の間に現れ、警告する。
「エール…気をつけて。彼からライブメタルの気配がする。」
そしてエールの後ろに周り、じっと相手を見つめるモデルZ。
「…感じたことのない気配…何者だ」

そして、少年の中から別の少年の声がした。
「ライブメタルを二つも!コイツもロックマンか!」
「モデルVから離れろ!」

『我々ロックマンはあの男が用意した…モデルVを奪い合うゲームの駒なのだよ』
セルパンのかつての言葉だ。
やはりその少年はロックマンの一人…
そして…ロックマンがモデルVを狙っているということはその意味は。

「モデルVはどうするつもり?」
「これは僕らが回収する。お前らなんかには渡さない!」

彼もまた、モデルVの力を得て世界を支配しようとする者だ…
エールはそう感じた。
「やっぱりか… じゃあ、仕方ないわね。」

手にモデルX、モデルZを持ち…
「モデルX!モデルZ! ダブルロックオン!」

そしてモデルZXへとロックオンしたエールは敵を見据えた。
両手に銃を構えた…モデルVを狙うそのロックマンを。

「悪いけど…アタシもモデルVを渡す気はないの。
 君がロックマンなら…尚更ね!」


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