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ゲームの物語紹介スレ

152ロックマンZXA 第14話 浮遊する遺跡:2008/07/04(金) 00:12:57
次の場所は森林地帯。

だがしかし、洞窟の中から外に出ると突如として地鳴りが起こり始めた。
そして…

「うわぁあああ!
 …な、何が起きたんだ…?」
森が、周りの大地が沈んでいく…いや、違う。
グレイのいる一帯が突然空高く舞い上がったのだ。

「大丈夫か!今、そのエリア全体に重力の異常が起きている。
 それと同時に強大なエネルギー反応も発見した。
 おそらく、それが重力異常の原因だろう…調べてくれ。」


この場所のイレギュラーはどれも、こうなることを知っていたかのように
地についているか空を漂うものばかり。
激しい風に煽られ、巨大な竜巻が発生するその場所を、
空を飛ぶ足場に乗ったり木に乗ったり…不安定極まりないその場所を恐る恐る進んでいく。

いくつもの浮遊地帯を乗り越えた先に…
遺跡と思しき、比較的大きな浮遊島が存在した。
そこには…やはりモデルV。
そしてロックマンが待ち構えていた。それは…ヘリオスだった。

「逃れえぬ運命…やはり来たか、ロックマンモデルA
 だが…このモデルVは私が回収する。」
「ヘリオス!モデルVを集めてどうする気だ!」
「愚かなる問い…モデルVの価値もわからずロックマンを名乗るか。
 理解できぬからと恐れ、恐れるから排除する…。
 お前のような愚か者がいるから、この世界から争いが耐えぬのだ」

「ヘッ!天才様の考えることはわかんねえな!
 オイラには、邪魔するやつは死ねって言ってるようにしか聞こえないぜ!」

「そう。私が目指す世界に愚か者の居場所はない…
 ゆくぞ、ロックマン・モデルA!愚者に…死を! ロックオン!」
風に包まれてヘリオスは姿を変える。
そして…持っていた棒を二つに分け、ダブルブレードへと変化させた。

「切り裂け!」
戦闘が始まると同時にチャージを始めたヘリオスは
剣から縦に巨大な竜巻を二つ発生させ、グレイへとぶつける。

上下の竜巻の合間ぎりぎりを縫ってそれを回避しチャージショットを叩き込む。
その後ヘリオスは跳んだ。
「はぁ!」
地上に落下すると同時に重力に任せ剣を振るう。
後退しそれを避けてまたチャージショットを叩き込む。

「ふん!へあ!たぁあ!」
地上で両手の剣を一回づつ振るう。
3発目のタイミングでグレイはチャージショットを叩き込むが
その瞬間の、二つを交差させての衝撃波によって阻まれる。

そしてまたヘリオスがジャンプする。
以前で見切った攻撃だからと後退したグレイをヘリオスの刃が切る。
「はぁ!」
エアダッシュと呼ばれる空中での一定距離の平行飛行から繰り出す刃だったのだ。

エアダッシュでの攻撃がくるか、地上への攻撃を繰り出すか。
それを見極めて攻撃しなければならない。

もう一度跳ぶ。次は上か…下か。
上と見切ったグレイはダッシュで下を駆け抜け、背後からショットを撃つ。

追い詰められたヘリオスは上方向へのエアダッシュを発動。
空の上へと舞い上がる。

「かわせるか?」
そして降りてきたのは三つの出っ張りのついた丸いコア…グレイを挟む形で配置された。
それはヘリオスの支援ビット。

三方向に電撃を放射し、ぐるぐると回転する。
これにより相手を惑わせ疲労させ、電撃で嬲り殺すという算段だ。

だが電撃ではショットは止められない。
かわしながらもチャージショットをヘリオスへと叩き込もうとする…
が、動きにわずかなズレが生じ、電撃の餌食となってしまう。
グレイの体力も限界…ならば、とグレイはヘリオスへの攻撃を思いつく。

ヘリオスが空へと舞い上がった瞬間に…
ディアバーンへとトランスし、そしてシャルナクの、上方への攻撃に適したクナイを放つ。

見事にそれは全てヘリオスへの体へとヒット。
ヘリオスはとうとう、地へと落ちた。


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