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ゲームの物語紹介スレ
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:
ロックマンZXA 第13話 ハイウェイの下にあるもの
:2008/07/03(木) 23:21:28
次はコントロールタワー近くと思われる市街地。
「その先のハイウェイでイレギュラーに追われる人々がパニックになっておる。
車で逃げ出した連中が渋滞を起こし、逃げるに逃げられん状態じゃ
イレギュラーを撃退して、なんとか彼らが避難する時間を稼いでくれ。」
夜の市街地は大量のイレギュラーであふれかえっていた。
その中でも交通の要所とされるのがハイウェイ。
乗用車への被害を抑えつつ巨大なイレギュラーを撃退する。
それを二回繰り返したところで突然…道路が途切れていた。
その先端にいたのは…青髪の少年。
そう、テティスだ。
「嬉しいねえ…僕の名前、覚えてくれたんだ。
ロックオン!」
すぐに変身し、ハイウェイを落下していくテティス。
「おいでよ。君に見せたいものがあるんだ」
その下は…海の中だった。
「モデルV!? ハイウェイを襲ったのもコイツの生贄のためか!」
「正解、だけど見せたいのはもっと下。
この汚い海の底さ…昔、戦争があった頃の海は、生き物が居られるような場所じゃなかった。
戦争が終わって一度は綺麗になった海も…
人々が増えたらまたこの始末さ」
「解るかい?結局人々はこの世界を汚さないと生きていけないんだ!」
「だからって…何も知らない人の命を奪うのか!
人同士で殺しあうのか!」
「人同士? 僕らは普通の人じゃない…ロックマンに進化したんだ
そして、僕は君を倒して更に進化する…ロックマンの王になって、
自分勝手な人々からこの世界を救うんだ!」
テティスはそう言って泳いで姿を消した。
どこから来るか解らない…そう思って構えているグレイに
「こっちだよ!遅いなぁ!」
テティスは恐るべきスピードで近づき、ハルバードを振り回してV字型に去っていく。
去り際にチャージショットを当てることには成功したが、
こちらもうまく避けることができず傷を負ってしまう。
水の中では思うように身動きができない…
その上下を見ると何もない…そこは海中の中に立つ一本の柱でしかなかったからだ。
左右にほんの少しの柱はあるがそれでも戦いの場としては心許ないものだった。
「食らえ!」
今度は急に泳いできて巨大な水の刃を飛ばしてくる。
これもうまく避けることは今のグレイには難しかった。
チャージをしながらゆっくり現れたテティス。
すかさずチャージショットをぶつけ、もう一発…と思った瞬間。
「出て来い!」
銃弾は現れた二頭の氷の竜に阻まれてしまう。
上と下に回りこみ、グレイを噛み殺さんとする氷の竜。
だがグレイは紙一重でそれを避けテティスを撃つ…
が、すでに届かない位置に居る。
そして次に現れたときは更にゆっくりだった。何を…?
すると、テティスはおもむろに一つの装置を海中に取り付ける。
そこからはなんと大きな、トゲの生えた氷が噴射されていく。
マリンスノーと呼ばれるモデルLの十八番と言える技だった。
装置は海面からその氷を降らせると同時に渦を作り出し、
柱から落とし海底へとグレイをいざなおうとする。
「楽しいだろうー?」
必死に逃げるグレイ。だがもう無理か…
そう思ったグレイはある手段を使った。クロノフォスへのトランスオンである。
そして海中を自在に逃げた後、
ハルバードで斬り刻むべく猛スピードで泳いできたテティスへ
グレイはクロノフォスもう一つの能力を使う。
タイムボム。自分の時間を著しく加速させる能力だ。
これによりテティスの猛スピードの動きも遅いものとなり…
「遅いな…」
前も言ったその台詞を言い終わる前にグレイは、テティスへと連続してチャージショットを叩き込み…
勝負は決した。
「くっ…残念だよ。
君なら僕の言うことをわかってもらえると思ったのに…
僕は諦めないよ。モデルVを覚醒させてこの世界を変えてみせる!」
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