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ゲームの物語紹介スレ

143ロックマンZXA 第8話 蘇る記憶 前半:2008/07/01(火) 22:46:27
モデルFへとロックオンしたアトラス。
モデルAへとロックオンしたグレイ。
運命のゲームの戦いの一つがここで始まった。

先手を打ったのはアトラス。
ルーフの上にいるグレイの真下へとすばやくダッシュし、
真上へと火炎弾を打ち上げる。

これに対しすばやく回避し床へと飛び降り、周り込みアトラスへ一撃を加え、
また素早く上へと移動していく。
だがアトラスはひるむこともなく壁を蹴り上段へ登る。

自ら近づいてきたアトラスに向かいチャージショットを放つグレイだが
それは拳を地面に突き出し出現させた炎の波により阻まれ、その波はグレイへと伝わってくる。

急いで下段へと降りたグレイにアトラスはまた火炎弾を撃つ…
しかしそれは単なる軌道ではない。異様な角度で曲がった弾道だ。
避けても今度は別の弾道。それを避けてもまた…。
時にはフェイントをかけるように2度、3度と曲がる場合さえ。

自由自在な弾道操作。
それこそがモデルFの特殊能力…バスターエディットだった。

しかし…グレイには見えていた。
彼女の闘志の如く真っ赤な、アトラスの弾道が…。

弾を避け、正面に立ち一撃を加える。
すると今度はアトラスはチャージショット…大きな火炎を放つ。
これもくぐり今度はホーミングショットで一撃。
そうして戦いを続けたがグレイの優勢。

勝負は決したかと思いきやアトラスがまたチャージを始めた。
地面を走る炎の波も、宙を浮く火炎の弾も見切った。怖くはない…

しかし甘かった…これこそがアトラス最強の技だった。
アトラスのバスターに直径1mほどの巨大な熱…エネルギーの弾…いや、「球」ができている。

「吹っ飛べ!」
そしてそれをグレイに向かって放つ。しかし直線的なその軌道では怖くはない。
即座に上段へと逃げる…しかしその「球」はまさに爆弾だった。
壁へと放たれたその瞬間、弾け飛び、沢山の弾となってグレイを襲う。
これは流石に回避しきれず、その恐るべき熱量を浴びてしまう。
恐るべき攻撃…しかしアトラスはまたその攻撃を使用しようとしている。

いちかばちか…グレイはその球へと照準を合わせ…
ホーミングショットを放った。

グレイの読みは成功。そのショットは球の発射を封じ…アトラスに隙ができた。
そこへもう片方の腕からチャージショットを放ち…
戦いは幕を閉じた。

「失敗作とはいえ…あの男が残したものには変わりはないということか…!
 …いいだろう。ここは退いてやる。
 お前に戦う意思があるなら、いつか自分の正体を知るときが来るだろう…
 きっとお前は後悔する。何も知らずに死んだ方がよかったとな!」

そしてアトラスの能力をグレイが手に入れた、その瞬間…
「ぐあぁああああああああああ!
 なんだ…どうしたんだ、モデルA…!?」


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