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ゲームの物語紹介スレ

140ロックマンZXA 第6話 薔薇の誘惑 前半:2008/06/30(月) 23:18:11
墜落現場へのゲートにたどり着いたはいいものの、
そこは三重の扉によって塞がれていた。エレメントトラップと呼ばれるもので、
属性を持つ攻撃を部屋の奥にある水晶球に触れさせなければ開かないというもの。

まずは炎。ディアバーンの炎の矢ですぐに開いた。
次は水。クロノフォスの放つ氷の矢ですぐに開いた。
だが三つ目…雷。天井上の部屋にあり、トラップの先にあるそこにはどうしても届かず…
そして雷属性の攻撃など持ち合わせていないため、どうしても通ることはならなかった。

何か方法があるのかもしれない…
そう思いグレイはハンターキャンプと墜落現場を結ぶ、もう一つのルートへと足を踏み入れた。
彼はそのとき知らなかったが、実はこっちの方が遥かに短い距離で済む。
一つイレギュラーのいるタワーを横切るだけで済むのだから。
しかし。
「アラート!アラート!セキュリティシステムに異常発生!
 警戒レベル3を発動!外部へのルートを封鎖する!」
警告音と共に扉が封鎖される。
どうやらグレイは運が悪かったらしく、タワーの中に閉じ込められてしまったというのだ。

「おい、なんかまずくないか!?」
そして来た扉すら開かない。
どうやらタワー最上部のコンピュータを修復するしかないらしい。
緑に侵食され、古代のレプリロイドが吸収されタワーの一部と化している恐怖の塔。
そこをよじ登るのは容易なことではなかった。

イレギュラーがうようよと存在し、タワーのあちこちからトラップが出現する。
巨大なクモのメカニロイドに天井から襲われながらも、
彼はなんとか最上階へと到達した。

「ここまでたどり着くとは、違法ハンターながら見所のある男だ。
 ふっふっふ…気に入ったぞ♪
 我が茨の腕に抱かれ、我らのためにその魂散らせるがいい!」

恐らく墜落現場から逃げてきた者であろう怯えた違法ハンターを
壁へ追い詰める大きな緑色の物体が…。フォルスロイドらしい。

奇妙な回転をしながら近づくフォルスロイド。
「やめろ!」

その声に反応しフォルスロイドが振り向く。
彼はグレイに興味を示したようだ。
「ほう…甘い罠に誘われ迷い込んだミツバチがここにも…か
 中々素敵な少年じゃないか…♪ 気に入ったぞ!」
「うわぁああああああああ!」
恐怖から違法ハンターが逃げ出す。

「セキュリティを狂わせたのはお前か!ここで何をしている!」
「種を育てているのだよ 新たな世界、新たな王の礎となる種をね
 このタワーに迷い込んだ者の恐怖を食らうことで、その種は成長するのだ…」
恐怖を取り込む新世界の種…よくわからないことを言うフォルスロイド。
「見 て ご ら ん ♪
 私の名はローズパーク。君も我が胸で泣きたまえ。恐怖と苦痛の声をあげてな!」

男色の気があると思われる奇妙なフォルスロイド…ローズパークとの戦いが始まった。

戦い方も至って奇妙。ツタからツタへと渡り、雷を発射する。
そして時折地面へと落下し回転しながらグレイを追い詰める。
よけやすい攻撃であり、グレイには楽勝な相手…と思われたが
「召されよ…さらばだ!」

ローズパークの股間の角に電撃が集中し…巨大な雷撃が放たれる。
直撃を受け、グレイは一気に窮地に追い込まれる。
しかしなんとかグレイは逃げきり…ローズパークの体のど真ん中を打ち抜いた。
「君の力が…ここまで激しいものだったとは…!
 ち…散ってしまう!我が美しき花びらが!うぉおおおおおおおお!」


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