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ゲームの物語紹介スレ
139
:
ロックマンZXA 第5話 極寒の海
:2008/06/30(月) 22:27:23
ハンターキャンプから墜落現場までの道のりは二通り。
そのうちの1つのルートは、氷に閉ざされた地帯だった。
「聞こえるかね?ワシじゃ、ミハイルじゃ。またエライ所に足を踏み入れたのう…」
イレギュラーがはびこるその場所は、本当に「エライ所」だった。
足を踏み外せば極寒の海へとまっさかさま。
海の中にも大量のイレギュラーが生息し、
水中では蛸の形をした巨大メカニロイドにも遭遇した。
氷を割って進む場面ではディアバーンの能力を活用して進むことも必要になった。
そんな険しい道の奥で待ち構えていたもの。それは…
二人。青髪の小柄の少年と、赤髪の長身の少女だった。
「何だ、プロメテが面白い奴を見つけたというから見に来たが…
テティス。お前と同じくらいのガキじゃないか」
背の高い少女が言う。
「ヒドイやアトラス。君だってそう変わらないじゃないか」
テティスと呼ばれた青髪の少年が返す。
「何だ、お前たちは…?」
すると少女は足元…凍りついた水面に拳を突きつけ叫ぶ。
「ロックオン…!」
火の粉を発し、炎を纏った。
少年は手に持っていた氷を宙へと放り投げて言う。
「ロック・オン」
水に包まれた。
そして二人とも変身した。二人ともロックマンなのだ…。
「プロメテから聞かなかったかい?君の前に何人ものロックマンが現れるって
僕はテティス。氷のロックマン…モデルLの適合者さ」
「アタシはアトラス…炎のロックマン。モデルFの適合者だ!
戦いに生き残った者が世界の王となる運命のゲーム…知らないとは言わせない」
「世界の王だって?なんか話が大きくなってないか?」
モデルAが素っ頓狂な声を上げる。
「何だっていいさ…コイツらに勝てば、僕は自分の正体を知ることができるんだ!」
「ゴメンね…今はまだ君と戦う気はないんだ。
僕らにも、やらなきゃいけないことがあるからね」
「まぐれでロックマンになったような奴に用はないってことだ
お前はここで、氷付けになってるのがお似合いさ!」
ロックマンに変身したアトラスが再び拳を地にたたきつける。
すると地響きが起こり、氷は割れ、グレイは海中へと落ちてしまった。
「シャーッシャッシャッシャ!
時間すらも凍りつく氷点下の世界へようこそ!」
続いて現れたのはフォルスロイド。
「失敗作の貴様がロックマンを名乗るなどおこがましい!
貴様のライブメタル…このクロノフォスが貰い受ける!」
氷の使い手、クロノフォス。
海中では想像もつかない速度での動きを見せるフォルスロイドだった。
氷の矢を発射し、自らの突進と合わせる2種の波状攻撃。
一旦下がったかと思うと子型追尾メカニロイドを発生させ、グレイを追撃する。
驚くべき速度でのスクリュー移動の後に氷の矢を全身から発しての氷のカーニバル。
そしてそれはそれだけではない。
それらは彼の特殊能力、時間操作により逆行し、逆の進路をたどりグレイにぶつかってくる。
また、タイムボムといわれる自らの時間そのものを速める恐ろしい攻撃。
水中はまさに彼の独壇場といったところだった。
だが彼の動きは非常に直線的。そして前に進むと戻ることもない。
速度にさえ気をつければ、彼のトリッキーな動きも見切るのは容易だった。
氷の矢を発しようと体を曲げたそのタイミングそのままにグレイはバスターで
クロノフォスの胴体を貫いた。
「貴様も…あの男の掌で…生かされているに過ぎん…
せいぜい…限られた時の中であがくがいい…シャーッシャッシャッシャ…!」
発射するそのままの体勢で胸に穴を開け苦しみ、消滅した。
そして新たにクロノフォスの能力を得、彼は墜落現場へのゲートへとたどり着いた。
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