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ゲームの物語紹介スレ
129
:
ロックマンゼクス 最終決戦2
:2008/06/14(土) 22:32:45
「クク…ククク…
プロメテ達の…言っていたとおりだ…君が最後の鍵だったのだよ!」
膝をついたセルパンは意味不明なことを呟き始めた。
「君は今…とても強い感情に突き動かされている。
この私をも超えるほどの…強い感情にだ!」
モデルVが強烈な光を発する。
その瞬間、何故かエールの変身は解除され…
そしてエールの体からどす黒い何かが放出され…モデルVの核へと吸い込まれて行った。
「変身が…解けた…今のは一体…!?」
そして辺り全体が大きな揺れに包まれる。
「君をここまで突き動かしてきた…ある感情だよ
それは…勇気でも…正義でもない
君の大切なものを奪った私への…そう、憎しみの心だよ!」
「え…!?」
そしてモデルVから真っ赤な触手が伸び、セルパンの体の各所に繋がれる。
「クックックック…フッハッハッハ…アーッハッハッハッハ!」
そして彼の体を持ち上げ、大きな光に包まれたモデルVの中へと導く。
「今ここに、新たな時代が始まる…!
新たな支配者…ロックマンの時代がぁ!!」
丸い光の中からヒトの上半身らしきシルエットが飛び出る。
そしてそれは見る見るうちに巨大化し…
強烈な光を発し、収まった時にそれは姿を現した。
モデルV本体にロックオンしたセルパンだった。
「アタシが…モデルV覚醒の鍵だったっていうの…?
それじゃあ…今までの戦いは…何のために…」
力なくただそこに立ち尽くすエール。
そのとき、彼女に声がかかる。モデルXと、モデルZだ。
「…あきらめないで」
「お前の戦いは、まだ終わってはいない」
続いて現れたのは4体のライブメタル。
「我らは、お前の復讐のために力を貸したのではない」
「ムカついた奴をぶん殴って終わりだなんて、ガキの喧嘩じゃねえんだ」
「熱くなっちゃダメ。力任せに泳いでも、水を濁すだけよ」
「例え闇の中にあろうと、目指すべき光を見失ってはならない…」
「君の力は…憎しみの力なんかじゃない。本当の勇気は…まだ君の中にある!」
「自分を…信じろ!」
エールはその言葉に励まされ、再び力を得た。
6体のライブメタルがエールの中に吸い込まれて行き…
彼女を大きな光が包み…そして。
「そうだ。アタシはあの時誓ったんだ。
アタシが…全てを守るって」
視界を覆い尽くす巨大なセルパン。だがその前にまっすぐに立つ、
一人の小さな、しかしそれと並び立つ、一人の戦士が…そこにあった。
「ならば決めようじゃないか…新たなる支配者…ロックマンの王を!」
「アタシはそんなものにはならない!
セルパン、お前が全てを破壊するロックマンなら…
アタシは全てを守るロックマンになる!」
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