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ゲームの物語紹介スレ
113
:
サルゲッチュ 終盤2
:2008/06/04(水) 21:39:16
鳴り響くプロペラの音。吹きすさぶ風の冷たさ。
夜の高層ビルの屋上にいたのは、
以前の巨大な乗り物…スペクターとヒロキ…
そして、ハカセとナツミでした。
「カケルっ!」
「ハカセ、ナツミ!今助けるからね!」
「しつこい奴だな…もうこんな所まで来たんだ。
でもハカセ達はまだ返すわけにはいかないよ。
ちょっと…手伝ってもらわないとね。」
「ワシは協力など絶対せんぞ!」
「そうよそうよ!ちょっとヒロキ君、いい加減離してよ!!」
「…お、大人しくしていてください…ナツミさん。」
何故か動揺するヒロキ。
「ヒロキ、ハカセ達を連れて行け。」
「はっ!」
「もうやめてってば!ヒロキ君、正気に戻りなさいよ!!」
「やめろ、ヒロキ!」
「お前は僕がこの『バトルクルーザー』で直接相手してやる…。」
部下と共にあの乗り物…バトルクルーザーに乗り込んだスペクターとの
戦いが始まりました。
大空を翔る巨大戦艦、バトルクルーザー。
空からはミサイルの雨を降らせ、
地上ではレーザーや小型UFOでの攻撃、地を走る爆炎での攻撃を用いる強敵です。
弱点は存在しても、そこに寄せ付けぬように
プロペラを回して突風を起こし、近づけぬようになっています。
しかしカケルにはダッシュフープというメカがありました。
高速回転により得られる加速力でそれを突風を撥ね退け、
カケルはバトルクルーザーに体ごと突進し…
もしくは遠距離攻撃の可能な武器、パチンガーで狙いを定め
その弱点めがけ撃ち出し…。
見事バトルクルーザーを倒すことに成功しました。
空中で小さな爆発を起こし炎に包まれたバトルクルーザーは
勢いを失い、屋上へと落下し…大爆発を起こしました。
乗組員のサルの姿が見えません…
空の上にいたスペクターを除いては。
「やってくれるね。見直したよ、カケル。
まさかここまでとはな…」
「お前なんかに負けるもんか!ハカセとナツミ、ヒロキも返せ!」
「そうだな…考えてやってもいいよ。今、面白いことを思いついたからね。」
空に浮かぶスペクターの周りに青い光の輪が現れます。
ワープするためのもののようです。
「また後で連絡するよ。楽しみに待ってて欲しいな。
じゃあね!」
そして、スペクターは光の中へ消えて行きました。
「あ、待て!スペクター!逃げるのか、
待てーーーーーーーーーーーー!」
カケルの声は、暗く広い空にただただ響くだけでした。
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