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ゲームの物語紹介スレ

111サルゲッチュ 中盤:2008/06/04(水) 20:47:43
新生代では木のモンスターと戦い
原始時代では巨大生物ガブリンの体内へと入り込み
氷河期では巨大マンモスとの戦いを繰り広げ
そしてヒロキとの二度の戦いを制したカケルは
どんどん現代へと近づいていきました。

「カケル君!ついにスペクターの居場所がわかったぞ!
 スペクターはどうやら「人間が文明を築き上げた時代」にいるようじゃ。
 いよいよ最後の戦い…頑張ってスペクターを捕まえ、
 そして無事に現代へと帰ってきて欲しい。」

近代。
スペクターの待ち構える時代へと降り立ったカケルに、
襲い掛かるはスペクターを守る兵として訓練されたサル達でした。

日本寺院、中国の巨大建築物の2箇所でサルを捕まえたカケルは
いよいよスペクターの待ち構える中世ヨーロッパの城へと足を踏み入れました。

そこは強力なモンスターに囲まれ、
城全体が巨大で幾多もの罠を張り巡らせた複雑な仕掛けの城。
カケルは苦戦しながらもそれらを乗り越え、
そしてとうとうスペクターのいる部屋へとたどり着きました。

「驚いたな。もうここまで来たんだ。」
「スペクター…ヒロキ!」

大きな乗り物と、スペクターとヒロキの姿。

「ヒロキ。作戦は順調に進んでる?」
「はい。町の全てをほぼ制圧しました。」

そう、スペクターが安全な時代に居ながらにして
サル達はとうとう現代世界まで侵略していたのでした。

「よし、じゃあ現代に戻るぞ。」
「はい。」

そしてスペクターはヒロキと共に背後にある大きな乗り物へと乗り込もうとします。

「待て、逃がさないぞ!」
「生憎だが、カケル。今はお前の相手をしている場合じゃないんだ。
 だが決着は必ずつけてやる。それまで待ってろ。」

そして続けてスペクターが言います。
「ソイツと遊んで、勝てたらね…」

轟音と共に乗り物が動きだし…
そしてスペクターを乗せたそれは時空の彼方へと飛び去りました。



逃げたスペクター。
そのとき…辺り全体が突然揺れ出し、
部屋の中心一点にどこからか雷が撃ち込まれました。

そして現れたのは…
巨大な鎧の戦士「スペクライザー」。スペクターが用意した巨大兵器です。

電撃を身に纏ったその体には体当たりもメカボーも通用しません。
そしてじりじりとカケルに詰め寄り、
全てのエネルギーを手にした斧に込めて…
辺りを揺るがす強烈な一撃を放ちます。

しかしその瞬間に電撃も地面に放射され…
スペクライザーに隙ができたのです。
すぐさま電撃のバリアは張り直されたものの、
その隙を逃さず攻撃することを繰り返し続けたカケルは
強敵、スペクライザーを破壊することに成功しました。

そしてカケルは時空間を通り
スペクターを追って、とうとう現代へ。

…そこでは、恐ろしい光景が広がっていました。

兵器を持ち、町を荒らしまわるサル。
逃げ惑う人、家に隠れ窓を閉め切る人。

完全にそこはサルの時代でした。


すぐさまハカセの研究所へと向かうカケル。
しかし…
研究所は最早破壊し尽くされた後でした。
煙を上げ、ショートした機器。穴の開いた厚い鋼鉄のドア。

…そして、もう…そこには最早人影は見当たりませんでした。


「カケルさん、ハカセからメッセージを預かっています。」
高い声が辺りに響く。 いつもカケルのオペレーションを担当している
プログラムのチャルの声だ。

「…再生して。」


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