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ゲームの物語紹介スレ

109サルゲッチュ OP:2008/06/03(火) 22:26:39
ある動物園の、見世物小屋の中。

世にも珍しいホワイトモンキーの子供が一匹いました。
その子猿は、目の前に置かれた謎の白い半円形のものに興味を示している様子。

これは一体なんだろう…?
どうやら頭に被るもののようです。
子猿が恐る恐るそれを被ってみると…。


一方、日本のとあるのどかな町の丘の上。
並んで走る二人の子供がいました。

「なあカケル、ハカセのタイムマシンは完成したのかな」
「もう少しだって言ってた!」

小学生の男の子、カケルとヒロキはその日、
知り合いのハカセの研究所へと期待を胸に急いでいました。
「だったら今日、乗れるかもしれないな!」
「そしたら僕が先に乗るっ!」
「あっ、ズルいぞカケル!」

追いかけっこを始めた二人。
そして研究所のドアを開けると…なんとそこには…。

「カケル君、それにヒロキ君も!」
「カケル〜!」
そこにいたのはおびただしい数のサル達。
彼らは変なヘルメットを被っていました。
そして縛られたハカセとその孫、ナツミの姿。


「い、いかん、二人とも逃げるんだ!」

サル達を率いていた白いサルの指示で部下らしきサルが走り始めると、
ハカセはカケル達に逃げるように叫びました。
しかし…

その瞬間、サルはコントロールパネルにあったスイッチを押してしまったのです。
そしてこれが、この物語の始まりでした。

『WARNING!!!』

けたたましい警告音と共に研究室の中心にある装置にエネルギーが集まりだしました。
そして部屋中にあるもの全て…
物もサルも、カケル達さえもが空中へと浮き始め、
リーダーらしき白いサルの笑いと共に…
全てが真っ白に包まれていきました。



それが収まったときには、部屋にいたカケルやサル達は皆姿を消し…
縛られたハカセとナツミだけが残されていました。

「そ、そうか!わかったぞ!
 …あそこがこーなって、あーなってつまりここがこうなる。
 するとあそこはこーなるから…」

「やったぞ、ナツミ!タイムマシンの完成だ!」
「もう、それどころじゃないでしょおー!」

どうやらカケルやヒロキ、サル達は、時空の彼方へと飛ばされてしまったようです。

そしてカケルの元に、ハカセからの通信が入り込みます。
「聞こえるかい、カケル君。えらいことになったぞ。
 さっきの事故で君は今タイムスリップしておる。
 もうすぐ恐竜のいた、「中生代」へと到着するぞ。
 …まずいことに、さっきのサル達もあちこちいろんな時代に
 タイムスリップしておるようなんじゃ。」

そしてハカセは説明を終え、本題に入ります。

「このままサル達を放っておけば、
 地球の歴史はメチャメチャになってしまうじゃろう。
 そこでカケル君、君に頼みがある。
 幸いにして君は、ワシの開発したガチャメカを2つ持っておるはずじゃ。
 それを使って、逃げたサル達を出来るだけ多く、捕まえてきて欲しいんじゃ。」

青い武器のガチャメカ、メカボー。
サルを捕まえることができる転送網、ゲットアミ。

この二つを使っての、カケルの…おかしなヘルメットを被ったサル達との
時空を超えた追いかけっこが今、始まります。

「大変な任務じゃが、君ならできる!よろしく頼むぞ!」


そして通信が終わり、時空間に現れた一人の緑色の髪の少女。
ハカセが作ったプログラムであるその少女はぺこりとお辞儀し、
任務の説明を始めます。

『ピポサルを3匹捕まえよう!』


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