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チラシの裏 2枚目

992俺的アレンジの入ったロックマンX1 5話前半:2009/03/29(日) 03:07:22
「………そういえば次のミッションは?」
「ええ。もちろんもう用意してあるわ
 この地域にある発電所ね。実は他のハンターに向かわせてみたはいいものの、
 ナウマンダーの所と同じくとても危険な場所になっていて…突破は困難とされていたわ。
 けど、あなたとイーグリードの交戦によってデスグロマーが落下した先が丁度そこだったから
 発電所自体が文字通り大打撃を受け、今は機能が弱まっている所だと思う」
「発電所…そこにも特Aランクのハンターはいるのかい?」
「ええ…」



デスグロマーの落下跡から巨大な発電所の内部へと侵入する。
ハンターの行く手を阻んだとされる、電流の流れる太い放電管の上に降り立つが、エックスの足元は安全。
デスグロマーの落下により、機能を停止しているらしい。
「…行こう。」
続いて、メカニロイドが目の前に現れたと思ったタイミングで発電所内で停電…そしてまた点灯。
「この異常は長くは持たないわ、この機に早く先へ進んで!」
不安定な暗闇に紛れつつイレギュラーを破壊しながら先へ進むと、
今度は長期的な停電が。
…違う。恐らくは…
「意図的なものね。暗闇に紛れ何が襲ってくるかわからないわ。気をつけて!」

バスターをチャージし、前方に警戒しつつ先へ進む。と…
「コレか!」
突如暗闇を切り裂くように高速で飛び込んでくる蛍型メカニロイドの姿が。
チャージショットでこれを撃退、
1匹だけではない。進むたび2匹目3匹目4匹目と続け様に破壊し、
一つの大きな部屋に出た。

「サンダースライマー。粘液質なボディを電気の力で身に纏っているようね
 強敵よ、気をつけて」
「この手の敵には恐らくはこの武器が効く」
「バスター? …バスターならスライマーには効きが悪いんじゃ…」
オペレーターもまだ知らなかった…
エックスが持つ能力を。

「ストームトルネード!」
「その武器は!」

ボディが紫色に変わった瞬間、風を使った攻撃を得意としたイーグリードの技ストームトルネードをエックスは放って見せた。
そう。エックスは倒したレプリロイドのDNAデータからそのレプリロイドの能力を習得する力を持っていたのだ。
「戦いの中で強くなる…か」

相手を押しつぶすことにかけてはこの武器が適切と言えよう。
一度では無理でも、3度、4度…続けてストームトルネードを放つことで
戦いは一方的なエックスの優勢が続き…
サンダースライマーは消滅した。

「先へ進むよ。どうやらまた不安定な停電が始まったようだ」
「その先には狭い通路にイレギュラーが密集してるわ。耐久力も標準以上のものが多いから気をつけて…」
そんな風にして進んでゆき、とうとう最深部へ通じるシャッターの前まで来た。



「発電所の中にいるのは…マンドリラーよ」
「本当なのか…」
「ええ。あなたと同じ17部隊の所属の…スパーク・マンドリラー。
 それはつまり、シグマの直属の部下でもあったことになるわね」
「のんびりしていたあのマンドリラーが反乱とは…」

発電所へ向かう前のエックスとオペレーターの会話だ。
そして今…エックスの目の前に発電所を占拠するマンドリラーが現れた。




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