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チラシの裏 2枚目

984俺的アレンジの入ったロックマンX1 第一話前半:2009/03/27(金) 02:39:32
シグマ軍。
元・イレギュラーハンター第17精鋭部隊隊長「シグマ」が率いる
当時史上最大とされたイレギュラー集団。

自らを人間より優れた存在とした彼らの目的は人間の抹殺とされる。


「時限式爆弾の残骸にシグママークを確認。
 第17部隊エックス、ただちに現場へ向かいます」

その日の事件は高速道路爆破を合図として始まった。
シグマ軍のものとされるメカニロイド達による破壊行為が開始されたのだ。
民間の車両が次々と避難を始める中を反対方向へ一人走る青きレプリロイドが一人。

彼はB級イレギュラーハンター・エックス。
極少数の特A級を頂点としA、B、Cと4つにランク分けされた中で彼は最も平凡なランクのハンターと言っていい。


彼の目に退路を塞ぐべく道を破壊するメカニロイドが目に入った途端…彼の武器が火を吹いた。
エックスバスター。他のハンターにはない彼のアームパーツそのものが変形した、光の弾丸を放つ武器である。
その威力、連射力、弾速はどれも同ランクの他ハンターの攻撃とは比べ物にならない。
ものの5秒もせずメカニロイドは全てそれによって貫かれた。

ミサイルを射出する大型メカニロイドも破壊し、先へと進む彼の前に現れるは
本来ハンター所有のものである蜂型の巨大ヘリ。
これもまた、プロペラを打ち落とすでもなくバスターの乱射により打ち落とすも、
脆くなっていた道路はヘリの落下に耐え切れず、落下してしまう。
だがエックスは落下の最中にも一切戸惑うことなく、道路の柱を蹴り昇る…レプリロイドならではの移動方法により
窮地を逃れた。


…誰もがそんな能力を得ている訳ではない。
イレギュラーハンターの中でも抜きん出た彼の性能。B級で留まるにはあまりに惜しい…。
なのに何故彼はB級ハンターであるのか?

「だ、大丈夫!?エックス!」

エックスは2台目のヘリを破壊し、崩れる床を飛び越え続け…
小型爆弾を搭載したメカニロイドを難なく打ち落とした。
だが…その先で彼は怪我を負ってしまう。
大型バズーカを備え付けた赤いオープンカーに乗ったイレギュラーによる砲撃、
そしてエックスへの追突だ。

その車が高性能であったから?突然のバズーカの弾丸に判断力を失ったから?
違う。相手がレプリロイドであったからだ。
一瞬の隙が大きな隙を生む。彼はこうであるから…ランクBなのだ。

しかし悩んで等いられない。
敵が誰であろうと、彼はその右腕のバスターで敵を貫く他ないのだ。
増してやこれから戦う相手は…彼の仲間であった者達なのだから。

「シグマ軍所有の飛行船、デスグロマーが接近中!
 2つの巨大エネルギー反応も感知!
 今そちらに付近のハンターを向かわせているから、彼の到着まで持ちこたえて、エックス!」
「了解。」




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